woman in the mirror ~正しい母でいなければならぬ

2023/1/29
三男が小学校に遅刻して登校した。
私の影に隠れて教室の前に立つと、
無邪気な1年生たちは、授業途中でも数人集まってくる。
耐えられず階下まで逃げ出した息子。

以前の私なら、早々にイライラして
息子を責めたり、無理やり教室に入れていた。
子供の気持ちに寄り添う以上に、
正しい母親でいなければという焦り、
時間通りに学校に行くべきという思い込みが、強かったから。

寒い廊下で立ちすくんでる息子に、
「あと30分待ったら、休み時間になるから一緒に教室に入ろうか」
と言って、並んで座る。

チャイムが鳴って、再チャレンジ。
休み時間になった1年生は、
さっき以上に元気にやってくる。

教室までも到達できず、
一気に昇降口まで走る息子。
先生に「帰ります」と伝えて帰路についた。

疲れが溜まって、前日、
夫に八つ当たりしてしまった。
本当は、1人になって、ゆっくり休みたかった。

だけど、三男も三男なりに頑張った。
でも、ダメだった。
ここで責めたら、彼の居場所がなくなる。

愛からの行動は、教室に入れなかった彼を受け入れること。
じゃあ私は、何にモヤモヤしているんだろう。

子供がいたら、食事や身の回りの世話をしてやらなければならない。
正しい道に、私が導いてやらねばならない。(要は説教)
⇒ただでさえ疲れてるのに、労力とられて疲れると決めているからだ。

この思い込みを、はずして、この状況から
お互いがwinwinになるには。。。

帰りにコンビニで弁当買って、
帰宅後も、ぼ~っとしてたら、
三男は、自分で漢字ドリルを1つ進め、
やっていなかった宿題を終わらせ、
漫画を読み始めた。

私は最低限の家事を終わらせ、
二人でお弁当を食べて、
「母さん今日疲れてるんだ」という話をしたら、
ベッドで爆睡した。

三男に映る、自分の思い込みを見つけて手放せたら、
自分の疲労回復と、
三男のことを、切り離して考えることができた。

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