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24時間営業ゲーセンが併設された温泉施設「カッタの湯」(山口県)に遠征してきた話

 先日、山口県宇部市にあるカッタの湯に行ってきた。

折角なので記念に、そして忘れないうちにつらつらと。


1.発端

・久々にゲーセン行脚したくなった

・予算内で行ける所まで遠くに行ってみたい

・ニコ動で迫真サウナ部を見た

 この3つが合体した結果、動画内で紹介された施設のうち行ったことが無くかつ予算の範疇で行ける山口県にあり、加えてゲーセンが併設されているカッタの湯に行ってみたくなった。

IIDXの行脚勲章とかいつ振りだろうか?


2.経路、所要時間など

 遠征時の経路と所要時間は下記。併せて本記事執筆時点での運賃も記載する。

経路:
(1) 新幹線(名古屋→新山口)
・約3時間、自由席¥15,400 指定席¥16,880

(2) 在来線宇部線(新山口→琴芝)
・約30分、片道¥510

(3) 徒歩(琴芝駅→カッタの湯)
・約20分

備考:
・宇部線は本数が少ないため、タイミングが悪いと数十分待つ羽目になるので注意。

・琴芝駅の次の駅(宇部新川駅)からはカッタの湯の近くを通るバスが出ている。

・比較的大きな駐車場が完備されているため車でも問題なさそう。


3.施設について

3.1. 温泉施設

 温泉施設については全くの素人のため、仔細については公式サイトやレビューあるいは迫真サウナ部を確認してほしい。

素人ながら素晴らしいと感じた点としては設備がどれも広めで数も多く、多少混雑しても順番待ちすること無く利用できた点と、湯船やサウナ、水風呂などの温度がちょうど良く不慣れな自分でも気持ちよく長居できた点だろうか。


3.2. カプセルホテル

 カプセルホテルに関してはごく普通の作りのため、カプセルホテル慣れしている人なら特に問題ないと思われる。また料金は高くなるが個室も用意されている。漫画コーナーも充実しておりその気になれば丸一日過ごせそうな品揃え。公式サイト曰く、蔵書数はなんと4万冊らしい。

 一点だけ、人によっては下手したらクレームになりそうだが個人的には最大の評価点として挙げたいポイントがある。詳細は後ほど。


3.3. ゲームセンター

 はい本編。設備自体はごく普通……いや昨今のゲーセンにしては十分なほど充実しているのだが、残念ながらビデオゲームの類はAll-net multi程度しか置いてない。代わりに音ゲーや最近の作品はそれなりに揃っている。また、バッティングセンターと卓球コーナーもある。

遠くに見えるのはボンガとWLW
写真に写ってないところにはEXVS、アーセナルベース、All-net multi、太鼓の達人、FGOAC、艦これAC、三国志大戦など

しかし特筆すべきはその営業時間にある。記事のタイトルにもある通りこのゲーセン、なんと今どき珍しい24時間営業である。恐らく本施設はゲームセンターではなくあくまで"温泉施設"であり、そこに"偶然"ちょっとゲーセン顔負けの機材が置いてあるだけなので色々とセーフなのだろう。

そしてこのゲーセンは前述のカプセルホテルや漫画コーナーの隣に併設されており、それも薄壁一枚で遮られただけとなっている。そのためゲーセンの音が漫画コーナーやリラックスコーナーにまで響き渡る。

扉一枚挟んで向こうはゲーセン
※非常口のため利用は不可

カッタの湯では単に入浴したりゲーセンで遊ぶだけでなく、ゲーセンの音を聞きながら漫画を読んだりくつろぐ事が出来るのだ。

あまりにも最高過ぎる。一番の評価点と言っても差し支えない。

なお、誤解なき様に記載しておくと、響き渡るといってもあくまで近所の人たちの話し声やテレビ、車や電車が走る音が聞こえてきたりするのと同じ程度のもの。また就寝する部屋はちゃんと防音されており、よく耳をすまさなければ聞こえてこない。そこはご安心を。


4.写真など色々

 付近を散策して撮った写真でも適当に載せておく。写真を撮る習慣が無いためこういう時に載せる写真があまりない。

新山口駅
新幹線改札と在来線改札間の連絡通路
同上
常盤町二丁目

5.その他

・宿泊の場合、タオルや館内着は料金のうちに含まれており用意してもらえる。この辺りもう少し調べておけば荷物が少なく済んだなと反省。

・カッタの湯の付近に他のゲーセンは無い。一番近いのはおそらく宇部駅近くのアレックス。宇部線は本数が少ないがバスはそれなりに本数があるため、宇部駅行きのバスに乗れば比較的容易に辿り着ける。

コナミ音ゲーはLM、ボルテ、ポップンが設置されていた。

・迫真サウナ部でカッタの湯が紹介された回は下記。ちなみにこのシリーズは例のアレやサウナ抜きにしても非常に面白い動画なので一見の価値あり。


6.終わりに

 思い付きで決行した突発的な遠征だったが非常に満足のいくものだった。山口県まで足を伸ばすのは初めてだったが思いのほか楽だった(新幹線なので当たり前と言えば当たり前なのだが…)ので、機会があればまた訪れたい。

…ゲーム以外の話だとなかなか上手い締めが思い浮かばん。