3LAの新入荷紹介 / 神の啓示 / 中華ストーナーとレビューには書いていない話
先週のYoutube配信でRaeinをかけようとして、結果的には『Il N'y A Pas De Orchestre』をガチ解説する回になってしまったんですが、こういうのも良いなぁとやりながら思いました。新入荷レコードの紹介ももちろん大事なのですが、何かの作品をじっくり振り返る、ということも同じように大事な気がします。
つまり、最初に耳にした時点から、その過去の音源を振り返る瞬間までの間に、シーンには色々なリリースだったり動きだったりがあって、そういったことをある程度整理しながら振り返るとその作品が別の意味を帯びていたことに気づいたり、新たな発見があったり。2000年代激情に関してはテキスト化されていないことがあったり、またはみんな名盤っていうけどその理由がよくわからなかったり。いろいろ切り口あるじゃんという気づきがありました。
うまくは言えないが、このあたりを自分よりレコード持ってる人、詳しい人、実際に体験している人もたくさんいるけど、これらの解釈を残していけるのは他の誰もやらないから自分しかいないのではないか、という感じもしていて、それはもしかしたら激情の神(誰?Saetia?)が自分に「あなたはそれをしなさい」という啓示なのかもしれない。
その神への奉仕の褒美として、何か次のリリースが舞い降りてくるかもしれないしね。
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