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お高くとまってっんじゃねぇ、自分!
「お高くとまる」皆さんはこの言葉の意味をご存知だろうか。お高くとまるとは、
人を見下したような態度をとる。尊大にかまえる。(Weblio辞書より)
という意味なのだが、実際に使うことは少ないだろう。仮に使うとしても誰かの陰口を叩く時くらいだと思う。
私も、まさかこの言葉を自分に対して使う日が来るとは思っても見なかった。
自覚症状は無かったのだが、いつしか自分は小賢しく、お高くとまっている存在になってしまっていた。
思い返してみると恐らくの原因が浮かんだ。去年から品位ある言動、行動を心がけようと思い始めたのだが、それが行き過ぎてただのザマス系のようなお高くとまっている、あまり触れたくない、エラそうで腹の立つ性格になってしまったのである。
察するに、品位を心がける自分に自惚れ、酔いしれていたのだと思う。
本当に馬鹿らしい話でお恥ずかしいのだが。
そんな自分に気付くキッカケになったのは「人に好かれない人の特徴」というようなサイト達である。
話は少し逸れるかもしれないが、自分があまりに人に好かれにくいのは何が原因なのかとネットで調べていた時に訪れたサイトで、「人に好かれやすいのはきさくで自然体な人であり、自分のことを聖人と勘違いして上から物を言う人間は嫌われる」といった内容が記してあった。
それを読んでハッとした。
自分を神や大御所芸能人のように思い込んで、お高くとまった発言をしていたのだ。
このことに気付いたばかりの今は、もっとフレンドリーだった小さい頃のような自分を追って生活しようと思っている。