VALUE×想いシリーズ②「代表者意識」
三恵クリエス代表の木幡(コハタ)です。前回より、Value×想いシリーズを開始しました。(前回:『VALUE×想いシリーズ①「一歩先をいく」』)
今回は2006年11月に創った経営理念DreamSource(ドリームソース)の基本原則から「代表者意識」について紹介します。
代表者意識
~DreamSource基本原則3番より~
■代表者意識
全てのメンバーは会社の代表です。私達一人一人の言動によって、周囲の人はどのような会社か判断します。私達は本社勤務あるいは客先常駐であったとしても、プライベートの時間であったとしても、常に代表者意識を持ってDreamSourceに恥じない言動に努めます。
「新人だろうが、売り場にいればプロでしょう!」
私は現在三恵クリエスという会社の名実共に代表ですが、この基本原則の原点は、私が新卒社員としてスーパーマーケットで働いていた時の体験です。
当時私は青果売場の新人として就業しており、売場で品出しをしていた時のことです。
お客様が私に話しかけてきて、ある果物について質問してきたところ、私はよく分からなかったので、「申し訳ございません、私は入社してまだ数か月の新人でして、分かる者を連れて参りますので、少々お待ちいただけますか?」と回答しました。
すると、「新人だろうが、売場にいればプロでしょう!ちゃんと商品説明できるようになってから売場に出てよね!こういう人を使っているようだから、〇〇屋さん(私が勤めていたお店)はダメなのよね。」と捨てセリフを残して去っていかれました。
その後私はいろいろ考えさせられました。いい加減な回答をするよりは良かったのではないかと思いつつ、結果として私の言動で自分の売場、お店、会社の評価が下がったことは間違いないことです。
これがどうにも残念で悔しくてたまらなかった記憶が今も残っています。
相手にとっては、新人であろうが目の前に立っている社員の言動=その会社、組織のイメージにつながるんだと思うと、プレッシャーではあるけども、以降は恥ずかしくないように商品知識の習得等々を頑張りました。
代表者意識を持つ=自分の支えになっている
スーパーから転職して、新しい会社では営業職となり、まさにお客様の前に立つことが増えましたが、そこでも意識の根底に「自分は会社の代表としてここに立っている」ということを自覚するようにしました。
代表者の意識を持つ・・・というとプレッシャーのように感じるかもしれませんが、ある時、代表者意識を持つ=自分の支えになっているなと感じるようになりました。
会社、チーム等の看板が無くて、自分のみ看板、イメージ、評価だけであれば「もう、いいや」と投げ出したくなることも、自分の背後にチームがあって、会社があって、時にはお客様の看板も背負っていると思うと、ここで負けられない、一歩進もうとする勇気、想いが湧いてきます。
代表者意識という基本原則は、代表としての立ち振る舞いや言動を大事にするという観点と、実は自分にとって、自分の力+αの力を発揮するための原動力にもなっている、自分を支えてくれることを改めて自覚して、今日一日も出発しようと思います。
(木幡)
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