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文系出身エンジニアがつまづくポイント

お久しぶりです。三恵クリエス採用担当です。

本日は、文系出身でシステムエンジニアとして働く際につまづきやすいポイントを紹介いたします。
なお、敢えて「プログラミング」以外のポイントを記載させていただきます。

ちなみに私は文系の学部を卒業しており、2年間三恵クリエスでシステムエンジニアとして仕事を行っておりましたので、その経験をベースにしながらお伝えします。

Mac PCの使い方

システム開発において使われることの多いMacのPCは、意外と最初のつまづきポイントになりやすいです。大学に置いてあるPCはWindowsであることが多く、いきなりMacを使うと基本操作の細かい違いに困惑する可能性があります。

例えば、アプリを閉じるときの「×」マークもWindowsでは右側ですがMacでは左側にありますし、「エクスプローラー」と「Finder」、「コマンドプロンプト」と「ターミナル」等、ほぼ同じ機能を持つ基本アプリでも名前が異なります。

もちろん開発で使っているうちに慣れていくので大きな心配は不要ですが、就職先でMac PCを使用することが分かっている場合、余裕があれば趣味でMac PCを使ってプログラミングをしている友人などに頼んで、Mac PCの操作に慣れておくのもおすすめです。

Excelの使い方

文系の学生の場合、大学の課題でWordやPower Pointは使っても、Excelを使うことはなかなかないのではないでしょうか。
実際、システムエンジニアになるとプロジェクトにもよりますが設計書や仕様書の作成などでExcelを利用する機会が増えます。

Excelの基本的な操作に加えて、簡単な関数くらいは使えるようになっていると業務がスムーズです。範囲を指定して「〇が付いているセル」等特定の条件のセルの数をカウントする、「COUNTIF関数」などは仕様書でもよく使われます。

未経験からスタートする場合、関数を書くことで少しプログラミングの考え方の練習にもなるかもしれません。

ITの用語

「ブラウザ」「サーバ」「UI」「UX」「マージ」「リポジトリ」「コミット」「バッチ」等といった、カタカナ言葉が飛び交うのがIT業界です。当たり前のように会話の中にこうした言葉が出てくるので、最初は戸惑うかもしれません。

業務に必要な用語は自然と覚えていきますし、分からない言葉は都度検索することもできますが、余裕があれば入社までに「ITパスポート」や「基本情報技術者試験」等の資格に挑戦し、IT業界の用語についてある程度網羅的に把握しておくと、つまづきの数を減らすことが出来ます。

まとめ

今回記載させていただいた内容は私の経験則を基にしておりますが、人によっては文系でも上記の3つのつまづきをすべてクリアしている方もいるでしょうし、逆に理系でもMacを触ったことがない方等もいると思います。

文系/理系に関わらず、実際にシステムエンジニアになった先輩がもし身近にいるなら、仕事の楽しさだけでなくどんなことにつまづいたかも聞くことで、対策を考えることが出来、結果的に不安の解消になるのではないでしょうか。

本日の記事がシステムエンジニアを目指している学生の皆様の参考になりましたら幸いです。

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