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産後うつになっても大丈夫だよ。

16年前、初めて出産しました。なかなかの時間とトラブルがありながら我が子に対面できた時、とても感慨深く感動的な瞬間でした。
乳児院で養育にも関わってきたし、夜勤で眠れない夜も経験したし
私はいいお母さんになれる!!と自信もどこかあったんです。

ところが、、毎日毎日泣き止まない赤ちゃんに戸惑ってばかり。夜もろくに眠れなくて次第に疲弊していきました。
そんな時、子どもがけいれん重積で緊急入院することになり、それを境にウツ症状が出てしまったのです。
ウツ症状が苦しくて、
思った通りに子育ても家事もできなくて、
自分はなんてダメなお母さんなんだろうと
随分自分を責めました。
自分をダメだと思うから人にも話せなくて
自分の頭の中だけで責める行為がぐるぐるしてたんですよね。
今思うと、誰かに話して心配な弱いお母さん。
助けてあげないといけないお母さん。
そう見られるのが嫌だったんですね。
私は大丈夫。って必死に隠してました。

今思えば、私が産後うつになったのは
弱いからでもダメな母親だからでもなく
感情の抑圧が強かったからだったんだなぁと思います。
感情を抑えることが得意で出すことが苦手だったから
出産と子どものけいれん重積というストレスが大きくかかる出来事に抑えが効かなくなり吹き出してしまったんですよね。
特に喪失の感情(大切なものを失う)が吹き出して
どう扱っていいか分からず、
身体がぎゅうっと締め付けられるような、
息ができない苦しさといった症状や
生きるエネルギーが大量に失われていくような感覚がどうしようもなく怖くてなくそうと必死にになって
余計に症状を悪化させてしまったのだと思います。

どんな気持ちも出来事もいい悪いもない。
ダメじゃない。
ウツになることは、
弱い人間だから、
ダメな人間だからなる訳じゃない。

責めるのをやめて、
出てくる感情をただただ感じれば良かった。
どんな自分でも大丈夫だよ。ちゃんと乗り越えられるよ。って
昔の私に言ってあげたいです。
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\\ママと子どもの心に安心の土台をつくる
お手伝いをします//

3人のお母さん
保育士
チャイルドセラピスト
中村さやか
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