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学校に行きたくないに込められていた気持ち

我が家の子どもたち、昨日から新学期が始まりました。

外に出ると入園・入学式に向かう親子連れの方も沢山見かけて
オシャレしたパパとママと嬉しそうに歩いているお子さんを見ると微笑ましくなります。

進級・入園・入学を迎えたみなさま、
おめでとうございます㊗️

4月が来ると娘たちの小学校入学の頃を
よく思い出します。

我が家の娘たち、
小さな頃は新しい環境に変わる時にとても不安を感じるタイプでした。

最初は緊張しているから頑張るのだけど
だんだんと緊張が溶けて
学校へ行くのを渋るようになったんですよね。

「不登校になったらどうしよう」
という気持ちでいっぱいで
娘たちが当時どんな気持ちでいるのか
予想することさえできませんでした。

今考えれば、私の気持ちも、娘の気持ちも
わかる…そりゃそう思うよね。と思うのですが。

次女の場合はある時から
学校にすんなり行けるようになったんですが
後で話してくれた内容に
「ハッ」としたんです。

当時の担任の先生が、次女の様子を見て
色々と話しかけてくださって
「学校に行きたくない」と
次女は言ったそうです。

その言葉を聞いた先生が、次女にかけた言葉は
「行きたくないんだね。
それでも学校に来て偉いね。」
だったそうです。

この言葉にとても励まされ
先生が好きになって
「学校に行きたくない」がなくなり
登校が嫌じゃなくなったのだそうです。

次女の「行きたくない」は
学校が嫌なのではなくて
新しい環境に対しての不安に
どう対処したらいいのか
わからないが含まれていて

私自身も新しい環境に対しての不安を
どうしていいかわからなくて
「ヤダ、行きたくない。」
という気持ちに蓋をして
頑張ってしまうタイプだったから

次女の不安に気づいても
寄り添うことや対処の方法を伝えるよりも
自分の焦りや不安感を
次女に押し付けてしまっていた。

これでは渋るのも当然だったなと思います。

次女のかつての担任の先生のように
子どもの気持ちに寄り添う
大人側の気持ちや言葉かけが

新しい環境で生活が始まる
子どもの気持ちの支えになるんだと
思いました。

あれからまた数年たち、
少しは母として成長できているだろうか?と
ピカピカのランドセルを見て
思うのでした。




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