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寝言の話

どうも。3児のパパです。

ウソじゃないです。3児のパパです。

長女さん(5歳半)と次女さん(3歳)、
3女さん(1歳)を絶賛子育て中です。


深夜2時


次女さんがうなされながら
寝言を連呼している。


3女ちゃんかわいい!!!
3女ちゃんかわいい!!!


明らかに怒っている。
また、ワードと感情が釣り合っていない。


いつもは尺取虫のような体制で、
天を貫くプリケツ体制で寝ているのに、
今は上体を起こし憤っている。


ぷんすか。



3女ちゃんかわいい!!!
3女ちゃんかわいい!!!



辛うじて目はつむっている。
本格的に寝言だ。



これほど怒りの籠ったかわいいを聞いたことがない。
一体どんな悪夢と可愛さを見ているのだろう。


妻さんと長女さん、3女さんは安らかに眠っているため、
僕一人で場を鎮める必要がある。



3女ちゃんかわいい!!!
3女ちゃんかわいい!!!


そうだね、かわいいね。


僕はそっと彼女を包み込み、
優しくトントンした。


パパも3女さん、かわいいと思うんだ。
かわいいよね。




安心したように次女さんが眠りについた。


僕は横に置かれた自分のベッドに戻り、
あったか抱き枕こと長女さんを抱きしめて
眠りについた。


と、したかったが、
先ほどのやり取りが今更気になり始めて、
深夜2時から一睡もできなかった。


あいつ、何でかわいいって言いながら怒ってたんだろう。


翌日の仕事にアホほど支障が出た。
眠すぎたので15時~有休で帰った。


結論


お昼前に、妻さんから

「タイム(スパイス)ぶちまけた3女さん★
 かわゆす♡」


という写真付きラインが届いた。


一面に広がる粉の海に3女さんが浮かんでいた。


「香り高いね」


と返した。


今日も頑張りましょう!

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