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今日のワンポ (4/6回)~ドッグラン~

ドッグランっていいですよね。
犬たちが自由に走り回れて(囲いの中でだけど)、犬同士が新しい友達になって、と犬にとっては大満足できる施設。
我が家のジャックラッセルテリア♀とイングリッシュコッカースパニエル♀が子犬の頃は毎週のように通っていました。


他のワンコたちに遊んでもらっている。白い犬が我が家のJRT

自宅周辺のドッグラン数か所の他、近隣のドッグランで利用できるところは色々と行きましたよ。

ドッグランの利用については、1年以内に接種した狂犬病と混合ワクチンの予防接種の証明書が必要なところがほとんどかと思ますが、
中にはそういう制限がまったくなく、大型犬も小型犬も同じエリアで遊べるところもありました。

我が家のジャックラッセルテリアは、ドッグランが大好き(というか走ることが大好き)なので、ランに入ると犬の匂い、人の匂い、土の匂いなどいろんな匂いに大興奮して、駆けずり回っていました。
犬種図鑑に書いてある “ 疲れ知らず ” という言葉の通りで、止まることなくずーーーーっと走り続けるのです。
まあ実際は1時間もしないうちに疲れて歩きまわるだけになるのですが。。。

走り回っている自分の犬を見ているのはとても興味深く、
好奇心を抱くものとそうでないもの、興味を示す犬と示さない犬、他の犬と遊ぶ時はどうやって、何をしているのかなど、時間を忘れて観察してしまいます。


走りすぎたので、日陰にひと休みしに来たJRT

他の犬を追いかけるよりも追いかけられる方が好きで、相手の犬に誘いをかけたりとか、普段オモチャに興味が薄いのだけれど、他の犬が追いかけているオモチャには強い興味を抱いたりと、犬の考えていること、どんな行動をするのかなど、飼い主としての興味は尽きません。

そんな素晴らしいドッグランですが、現在のところ行くのをやめています。

理由は、
1、アジリティーの練習成果が台無しになってしまう。
2、ランに訪れる飼い主さんたちの意識レベルが様々なので、場合によってはよくないことも起こり得る。
3、ジャックラッセルテリアとイングリッシュコッカースパニエルが入れるランが少ない。
という3点からです。

【1、アジリティーの練習成果が台無しになってしまう】
我が家の2頭はドッグスポーツの「アジリティー」という競技に取り組んでいますが、アジリティーはリングと呼ばれる囲いの中で、難易度に応じて設置された障害を飼い主に誘導された犬がクリアしていくという競技です。
競技でも練習でも、犬は首輪もリードも外した状態で、飼い主の誘導に従ってスタートからゴールまでの150~200メートルほどのコースを走るので、この時 “ ノーリードの状態で飼い主の誘導に従う ” 必要があります。

ドッグランでの、“ 囲いの中ではノーリードで自由に行動できる ”、のですが、アジリティーでは “ 囲いの中でノーリードの状態で飼い主の誘導に従う ” ということになるため矛盾が生じてしまいます。

犬からしてみれば、「囲いの中では自由にしていいの?指示に従わなければいけないの?どっちなんだい⁉」となるわけですね。

一度犬の頭の中にこの矛盾が生じてしまうと、アジリティーでスタートからゴールまで走ることができなくなってしまうことがあります。
ノーリードになった瞬間に、コースの中を好き勝手に走り回って競技にならなくなってしまうのです。

せっかく多大な時間とお金を使って練習しても、ドッグランに連れていっては積み上げたものが一瞬で台無しになってしまう可能性があるのです。

なので我が家では、ドッグランは競技生活を引退してからお楽しみとしています。

【2、ランに訪れる飼い主さんたちの意識レベルが様々なので、場合によってはよくない事も起こり得る】

あり得るよくない事としては、ランの中に入ってもリードを外さず遊ばせている場合にリードが他の犬に絡まったりとか、排泄物を拾わないことで他の犬が誤食してしまったりとか、大なり小なり色々あります。

始めてドッグランに来られる飼い主さんもいらっしゃいますし、
犬のしつけに無関心または反対という考えの飼い主さん、
ロングリードや伸縮リードをつけたまま遊ばせる飼い主さん、
などなど、様々な飼い主さんが一同に集まるのがドッグランの一面でもあるので、少なからず問題が発生する可能性が潜んでいます。

ドッグランの利用についてあまり規制を設けすぎるのも、ちょっとどうかと思うので、ドッグランでのマナー的なものがある程度決まっていて、それがドッグオーナーになる人の一般常識くらいになるまで啓蒙されるのが望ましいような気もします。


【3、ジャックラッセルテリアとイングリッシュコッカースパニエルが入れるランが少ない】

ジャックラッセルテリアは小型犬にカテゴライズされる犬種です。が、運動量や身体能力、活動量などでは、ドッグランの小型犬エリアに入るのはものすごく気が引けます。
小型犬エリアを利用される大半の犬たちは、走り回るよりものんびり飼い主さんと過ごしているコたちのように思います。

イングリッシュコッカースパニエルは一応中型犬に入る犬ですが、体高がそれほどないためサイズ的にはさほど大きく感じません。
そのため、中大型犬エリアの中に入ってしまうと踏みつぶされてしまうのではと心配になってしまいます。


我が家のビビりのチビコッカー。離れて動き回ることが少なった頃。

我が家のジャックラッセルテリアは、とても走り回るため小型犬エリアに入ることは憚られるため利用者の少ない時のみ中大型犬エリアを使わさせてもらっていましたが、そういうのもだんだんと気疲れしてしまいました。

結局、アジリティーに支障が出るというのがもっとも大きい理由なので、あと数年で引退したら利用させてもらおうと考えています。

ではまた。




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