私の20代と30代③

ハタチは大学生だった。

1年既卒で入社したので、22だか23歳?で社会人になった。
その辺の年齢はもはや、うやむや。

新卒の子達と同時入社だったから、1歳年上である自分が少し恥ずかしく、しれっと新卒ぶっていた。

今思えば22も23も同じようなもので、
どっちにしろ若い。

昔よく母が「ジャニーズのどの子がどのグループか分からない!」
と言っていたけれど、私はなぜ分からないのかが分からなかった。

どう考えてもイノッチはV6だし、どう考えても山PはNEWSだ。(世代)

今の私と言えば、ご想像通り。
誰が誰だか、さっぱり分からない。

母は「若い時しか着られない服は、今のうちに着た方が良いよ。あなたは色が白いから大切にしなさい。七難隠すのよ。」
そのような事も何度も話してくれた。

本日の私はと言うと、黒パーカーに黒パンツ。
日焼け止めも忘れ、春の日差しの下、子供たちと公園にいた。

親の言う事を聞かなかった私は、七難が剥き出しになりつつある。


先日、休みの日に久しぶりに街に出かけると
若い子が沢山いて驚いた。

男女ともに、どの子もみんな可愛い。

どうか素敵な青春を送ってね!と、すれ違うたびに心で祈った。(ちょっと怖い)

私が彼らくらいの頃も、同じように大人達は微笑ましく見ててくれたのだろうか?
私も大人になった。


晴れて社会人デビューを果たしたのは、職業柄圧倒的に女性が多い、とゆうかほぼ女性しかいない職場だった。

ただ女子校出身なので、違和感は無かった。
むしろ落ち着いた。

どんな職場・学校・集まり?でも起こることかもしれないけれど

やはり女性は女性に厳しい。厳しかった。

今とはかなり違うだろうし、ただの個人の経験談なので、適当に読んでください。



入社間もない、社会人経験の乏しい若者
vs
勤続数十年、仕事命的な先輩

一挙手一投足あれこれ注意してくる。

建前は勿論、新人教育だけれど。
今思えば新人いびりでしかない。

化粧の仕方や、言葉のひと単語まで。
よく聞いてたなー!と感心してしまう。

そんな人の前では無力だった。
言い返す勇気は無かったし、もし何か言い返していたとしても火に油だったと思う。


先輩からの教育が終わるまで、ハの字眉キープで、たまに謝ったりしつつ、とりあえず時間を過ごす。

ここで話を真剣に聞いてはいけない。
話半分でも十分すぎるくらいだ。
話ニ、三分くらい。

疲れるだけだから。
まずは自分の身を守る事が何より重要。

あー、早く終わらないかなー。
と心の中で背伸びしておけばいい。
私の同期は本当にあくびをしてしまい、さらに怒られたので、それは注意。

当時の先輩方は、半分ほどの年齢の新入社員を可愛いとは思わなかったのか?


若さゆえね!若いパワーは素晴らしい!
とは思って無さそうだった。

若いだけで乗り越えようなんて、そんな虫のいい話は無いのよ!こっち来なさい!
とゆう感じだったのは。。

私のこの反省してなさっぷりがバレていた可能性もある。
話半分以下で聞いてるのも、バレていたのか。

まぁいい。だとしても全然問題ない。
私に出来る最大の意思表示だった。

あなたの話はつまらなくて何も頭に入って来てませんよー。

言葉にしなかっただけ偉い。


私たちには選択肢が沢山あって、選ぶチャンスもある。

20代なんて羨ましいほど若いし
無数にチャンスが広がっている。

かつて私をいびった先輩方は、今どこで何をしているのだろう。
どうか沢山のチャンスに恵まれますように。

そんな労いの気持ちが持てるほど、大人になれば余裕も生まれる。


めちゃくちゃダラダラ書いてしまいましたが、適当にふーんと読んでください。

つづく。。

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