見出し画像

青空ひとりきり マジか?

今年も、山開きを待たずにお気に入りの山へ行ってまいりました。この写真を撮影した時、半径少なくとも2キロメートル以内には自分以外の人間が見当たりませんでした。
今回の山行、例年と一つ違うのは前にもご紹介させていただいたバイクで出向いたことです。
ここの林道、舗装はされているんですが結構な山道が麓から20キロ近く延々と続き、大型アメリカンバイクには少々きつめの行程でした。
平日だったことが幸いし、すれ違いの車に一台も遭遇しなかったからよかったものの、ゴール間際の断崖絶壁ガードレールなしポイントで対向車に出くわしていたら?と考えると、無謀なチャレンジだったといわざるを得ません。

とにかくこのお山ロケーションが最高なんです。バイクの後ろに写る山小屋から上は、森林限界を超えた標高で、360度近い一大パノラマビューが広がります。東に霊峰御岳、南には標高日本第二位に輝く北岳を筆頭に3000メーター級の山々が連なります。
この日は黄砂の影響からか雲一つない青空にも拘わらず遠くの景色が少々霞んでしか見られなかったのが唯一残念な点でした。

木曽のな~あ 中乗さん♪

南アルプス天然水♪


そして登山道のいつもの場所で又、ふきのとうに今年も出会えました。例年になく暖かい日が続いたせいか、奴らときたら立派な成長を遂げ、フキ味噌に変わり果てる運命は回避された模様です。(変わり果てさせるのは自分なんですが)

所々残雪が残ります。これ蕗の薹に間違いないですよね(いまいち不安)

最後にもう一枚、落雷に当たったかなにかの理由で立ち枯れた名も知れぬ木立が、妙に回りの風景に馴染んで絵になっているんです。そして鳥のさえずりさえ聞こえぬ深閑とした風景に、時折風が流れる音だけが響きます。熊笹がウエーブを奏でるため一陣の風が通りすぎるのを肌で体感できるのです。


以上現場を離れて随分たってからのご報告でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?