【映画レビュー】ラ・ラ・ランド
夢を追う2人の全てがある。
心の底からジャズを愛し、ミアに夢への情熱やそれと向き合うことの輝きを魅せたセブ。
その心に惚れ、セブが心の中からジャズを失いそうになった時、その心を再び呼び起こしたミア。
お互いが夢に向かう気持ちを逃してしまいそうになったとき、必ず側にいて、そっと光を手渡すような2人の関係は、すごく儚く美しかった。
夢へ向き合う姿勢や、挫折、巡ってきたチャンスと成功への道など、さまざまなことに対する2人の状況はすれ違い続けるが、その対比をすごく印象的に描いてい