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2023J1第10節京都戦(H)

4/29 京都戦
 ホーム3連勝を懸けた今節は曹監督率いる京都サンガF.C.を迎えました。
 前節アウェイC大阪戦では連携ミスからの失点で敗戦を喫しました。
 第9節終了時点での勝ち点は6。まだ勝ち点10未満と10以上のクラブがほぼ半々だったことから、今後の上位浮上のためになんとしてでも勝ち点3を勝ち取りたい一戦でした。
 個人的にもサッカーを現地で初めて観戦する友人を連れていたため、その子にロレンソをさせてあげたいという思いがありました。また、今節はVtuberグループにじさんじとのコラボマッチでもあり、レイソル担当の星川サラのフォトスポットや限定グッズの販売もあったため、普段Jリーグを見ない人も日立台に来ていたと思われます。

 肝心の試合は8分に一瞬の隙を突かれ失点してしまいます。序盤から京都のハードプレスに苦戦し、なかなかアタッキングサードに侵入できない時間が続きます。また、風が強かったため、フライパスが風に流されるシーンが多く、思うように攻撃ができませんでした。
 ロングボールが使えないので、ショートパスで繫いでいくのですが、レイソルの選手は全体的にショートパスの精度が低いため、なかなか攻めきれません。
 1点ビハインドで迎えた後半は追い風ということもあり、レイソルが主導権を握ります。前半とは全く異なるサッカーでバイタルエリアへの侵入も増え、47分にサヴィオの押し込みで追いつきます。
 その後10分近くレイソルが攻め込む時間が続き、何度か決定機もありましたが、生かせませんでした。
 京都が4バックから3バックに変更したタイミングで流れが少し京都に傾きます。それを受け、レイソルは高嶺・ブエノ・ドウグラスを投入して、3バックに変更します。その後両チームともに何度かゴールに迫りますが、得点できず試合終了。
 最終的に1-1と勝ち点を分け合う結果となりました。

 今回の京都戦はレイソルの昨シーズンからの課題が露呈したものとなった印象です。
 今レイソルが真っ先に改善すべき課題は①味方のフォローに入ることと②前半を消さないことの2つ。
 ①はどちらかと言えば意識の問題です。今年のレイソルはボールを保持することで試合をコントロールすることを目標としています。なのでセカンドボールは必ず納めたいですし、常にパスコースを作っておく必要があります。そのために味方へのフォローを欠かさないことが必要です。
 ②は前半の失点率が高すぎることからも分かります。昨シーズン勝てなくなってから、前半からレイソルの良さが出た試合があまりにも少なすぎます。

 現状レイソルはJ1の中では弱いチームにカテゴライズされています。しかし、選手を見ればこんなに勝てないのはおかしいです。今回の試合も勝てた試合でした。勝てる試合で勝ちきれないのが今のレイソル。
 でも、そういう試合で勝ちきれるようになればもっと上に行けるはずです。
 GWの2戦どちらも勝ち点3を持ち帰り、ホーム横浜FC戦に繋げたいです。

 GW最終日は人生初遠征(新潟)に行きます!

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