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2023J1第12節新潟戦(A)

5/8 新潟戦
 前節湘南戦では今シーズン初アウェー勝利を納め、良い雰囲気で迎えた今回の新潟戦。ちょうど1ヶ月ほど前に同じ地で敗戦を喫しているため、絶対に負けられない一戦でした。
 今シーズン初の雨天試合となった今節は手配違いでVAR無しの試合となり、試合前には新潟ゴール裏に抗議の横断幕が出されました。
 今節を一言で表せば「修正力不足」。
 前半序盤は古賀・高嶺の縦パスからチャンスを演出するシーンが見られましたが、新潟がすぐに対応してきました。コートを縦横無尽に動く戸嶋とサヴィオにマークをつくことでパスコースをSBとボランチのみに限定。SBにボールが渡ったときはボランチへのパスコースを切り、パスを出してもすぐに2,3人でボールを取りに行きます。
 レイソルがピンチになるシーンはほとんどが縦パスをカットされたことが起点になっていました。となればレイソルがするべきことはシステム変更です。しかし、後半も同じフォーメーションで臨みました。戸嶋が前半より積極的にボールを受けに行くことでビルドアップを円滑に行うようにしましたが、根本的な解決にはなっていないため、じわじわと押されていき、危ないシーンが前半より増えました。
 後半中盤に武藤が入ったことで、攻撃のパターンはほとんど裏抜け一択になります。一度とても惜しいシーンもありましたが、キーパーの完璧な飛び出しで防がれてしまいました。
 結果は0ー0と引き分けで終わりましたが、負けてもおかしくない内容だったため、ひとまずはホッとしました。クリーンシートで終えられた半面、最後の最後で仕留める決定力を高めていかなければ上位浮上は難しいと感じました。
 次節は裏天王山フリエ戦。上位浮上の最後のチャンスだと考えています。ホームで絶対に勝ち、その後の上位クラブとの連戦に繋げたいと思います。

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