わりと自重してないシン・仮面ライダー感想
※この記事はシン・仮面ライダーの
本編の内容についてそこはかとなく触れています。
ストーリーの核心に触れるネタバレはありません。
また、筆者は平成ライダーをちょっと観た程度の
昭和ライダーミリしら勢です。
あらかじめご了承ください。
本日、というか正確には日付が変わる前なので昨日、「シン・仮面ライダー」を観た。
その結果、あんのじょうシン・仮面ライダーのことが大好きになってしまったので色々と感想を書き殴らせてほしい。たいしたネタバレはないがそこはかとなくネタバレはするので許してほしい。
私はボロボロのコートと風にはためくマフラーないしハチマキと赤色が好きなオタクなので、メインビジュアルが発表された時からずっとシン・仮面ライダーの公開を心待ちにしていた。
なんせボロコートに赤いマフラーだ。私の好きな要素が数え役満で詰まっている。暗めの色彩に赤がよく映えるのもたまらないポイントだった。最高だった。絶対観よう、と決意していた。
そしてシン・仮面ライダーが封切りされた後、私も観に行きてえな〜という意思をTwitterのタイムラインで示すやいなや、最速上映で観たフォロワー氏から「十中八九一文字隼人を好きになるから刺さったら仮面ライダーSPIRITSも読むんだよ」という熱いダイレクトマーケティングを受けた。
そういうわけなのでシン一文字隼人には初手から警戒体制を敷き「どんなもんかお手並み拝見してやろうじゃないの」といった心構えで鑑賞した結果、見事にハートキャッチされてしまった。
正直登場してすぐは「ふーん……こんなもんか……思っていたほどではないな」と余裕をぶっこいていたのだが、そこから色々と激アツすぎる展開をぶつけられ続けてあっという間に陥落してしまった。
その破壊力たるや、シン・仮面ライダーを観たフォロワーがみんな一文字隼人の話をするのも頷ける強さであった。
もちろん、本郷猛やその相棒であるルリ子も大変に魅力的なキャラクターだった。
シン本郷猛が「序盤から丁寧に描写を積み重ねてじっくりと愛着を持たせてくれるキャラ」なのに対し、シン一文字隼人は「急激に感情を揺さぶってきて一気に好きになってしまうキャラ」だ。
シン一文字隼人の瞬間火力の高さを目の当たりにした時、私の脳裏には「技の1号、力の2号」という言葉がよぎった。ほんとに瞬間火力が高いんですよシン一文字隼人は。途中から出てくる分グワーーーーッと追い上げてきて積み重ねられた本郷猛への愛着に追いつくんです。こまった……ちょっとかてない….
それと、ショッカー怪人のデザインもどれも凝っていて非常に魅力的だった。スーツのデザインが単なるモチーフではなくギミックとして働く場面がしばしばあり、観ていて幾度も舌を巻いた。
また、各怪人の元となった昆虫の生態がモチーフとして上手く落とし込まれていたのもとても面白いポイントだった。ただサソリ女だけはよくわからなかったので誰か教えてください。
総括すると、本当に良かった。観に行ってよかった。すごく満足している。
シン・仮面ライダーのテーマは、人の心や想いという意味合いでの「魂」なのだろう。
スクリーンを出た後、私は自然と己の胸に手を当てて心臓の鼓動を確かめていた。きっと私が読み取ったシン・仮面ライダーという物語に込められたメッセージがそうさせたのだ。
とりあえず本当に満足して好きになってもう感慨に浸るのがやめられなくて愛が止まらないのでまた観に行こうと思います。あと仮面ライダーSPIRITSも買います。
ご清聴ありがとうございました。
これは関係ありそうでやっぱりそんなに関係ない好きな動画です。
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