モーキャプの設備を動かす人でした
こんにちは、らいはんです。
昔話です。ざっくりと記載。
昔はモーキャプのエンジニア
若い頃、私は専門学校でモーションキャプチャー(モーキャプ)のエンジニアをしていました。
当時は、外部へも貸し出しをしていたため、そのサポートもやっていました。
実際には、エンジニアとはおこがましいレベルで、モーキャプを動かす人(アルバイト)と言った感じです。
裁量範囲は広く、企業向け学生向けのモーキャプマニュアル作成をしていました。
vicon社の光学式モーキャプで、ソフトウェアは当時はiQというソフトと、今でもあるmotionbuilderをメインとして使用していました。
この2本のソフトウェアなマニュアルや設備の使用方法のマニュアルを作成や元々あったものの改編したりと行っていました。
1人で全てを動かしていた
1人で全て稼働させていた事もあります。
一人で?ってどういう事か??
ある程度、わかってる方向けになりますが、
・準備(当時、いちいちカメラを設置、防犯上の理由)
・アクター(実際に動く人)
・収録
・収録データの修正(マーカーの欠損、ノイズ修正)
・データをキャラにコンバート
・キャラモーション修正
・納品(実際には学生向け多め、少し企業向け)
・後片付け
これがめっちゃ大変でして、
「疲れた、データ修正は明日にしよう・・・」
と若いけど、音を上げるレベルでした。
ただここで、自分の動きがキャラに入るのは、見ていて楽しく、しかも多くモーションがゲーム上で使われるのもとても面白かった記憶があります。
モーキャプの業界貢献度は高い
とまぁ色々と大変でしたが、充実したお仕事でした。
また、やりたいかというとノーコメントで。
モーキャプエンジニアという職種も3DCG業界では少し定着した感じはありますが、まだまだ知られていないところ多くあるように思います。
今は、ある意味相反する手付けアニメーションメインのお仕事となっておりますし、基本モーキャプの仕事はやらない方針の会社にいるため、私が書くの変な気もします。
ただ、個人的な意見としましては【モーキャプが大きく3DCG業界の発展に貢献している】と思っています。
そのため、過去の経験ですがモーキャプを知ってほしい、興味が出たと思ってもらえたらと考えています。
モーキャプ楽しいですよっ^_^
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