私はなぜ燃え尽き症候群になってしまったのか。
世界拠点シンガーのミクロミカとは
こんにちは。世界拠点シンガーのミクロミカです。
初めましての方のために簡単に自己紹介をさせてください。
私は世界拠点のJ-POPシンガーソングライターとして、2015年から海外に拠点を移して音楽活動をしてきました。日本での音楽活動休止後、単身アメリカ、カナダに渡り音楽活動を再スタート。現地のJAPAN FESITIVALや数々のコンベンションにゲスト出演。2020年からはイギリスの音楽レーベルに所属して日本とヨーロッパで活動をしていました。
2022年初のヨーロッパツアーの終了後、タイトルの通り私は燃え尽き症候群のような状態になってしまい、こうやって自分の気持ちを言葉で伝えるまでに約2年もの月日が流れてしまいました。
今まで応援してくださっていた皆さんには、ツアー終了後に突然音楽活動が止まり、不安な思いをさせてしまっていたかと思います。本当に申し訳ありません。
今回新たに開設したYouTubeチャンネルで動画にもしましたが、文章でも残したいと思いnoteを書いています。
動画でサクッとみたい方はこちらから
ご視聴ください。
今日は私が燃え尽き症候群に陥ってしまった理由とその原因となったヨーロッパツアーの裏側で何があったのかをお話したいと思います。
私がなぜ燃え尽き症候群になってしまったのか。
2020年、イギリスの音楽レーベルに所属が決まり、ヨーロッパへ渡航予定でしたが、コロナの関係で海外渡航ができなくなってしまいました。
それでも、いつかヨーロッパのみなさんに私の音楽を届けたい。そんな想いでコロナ禍はオンラインでの活動を続け、ようやく2022年にヨーロッパツアーを実現することができました。ずっと目標としてきたヨーロッパでの活動をすることができて、本当に嬉しかったのを覚えています。
ツアーでは数々のトラブルはあったものの、応援してくださっているファンのみなさんと実際に会って私のパフォーマンスを楽しんでもらえたり、交流することができ、本当に本当にかけがえのないものとなりました。今までの努力が報われた気持ちになり、感謝の気持ちと共にみんなの為にもっともっと頑張っていこうと思っていました。
ですが、ツアーを一緒に回っていたマネージャー兼プロデューサーとのトラブルがありました。
問題は大きく分けて2つ。
1つ目は彼にアンガーマネージメントイシューがあったことです。少しでも予定通り、思い通りに行かないことがあると怒りを露わにし、罵声を上げるなどを繰り返していて、私はとにかく恐怖を感じていました。元々私は人一倍繊細なHSPであり、パニック障害も過去にあったので、例え自分に向けられた怒りではなくても近くにいる存在の人が怒り、怒鳴っている姿を見るのは精神的なダメージがありました。彼が怒鳴るたびに体が震えだし、自分を守る為に少しずつ自分から感情が消えていくのを感じました。
2つ目はその彼とツアー中の約1ヶ月弱、同室のホテルに滞在しなければいけなかったことです。
プライベートが一切なく、恋人や家族ではない異性とホテルの部屋で2人きりの環境、そして部屋では常に怒りをあらわにする姿をみて、今にも自分が壊れてしまいそうになり、限界を感じた私は勇気を出して本人にも伝えましたが、予算が少ない中でのツアーなので、You have to get use to it.(この環境に君は慣れなければいけない。)と言われました。
自分のパフォーマンスに集中したいにも関わらず、思いもよらぬ場面で想像を絶するストレスを感じてしまっていた私は、勇気を出して伝えた言葉が切り捨てられたような気がして息が出来ないほどに苦しくなり、ツアーが終わった瞬間に張り詰めていた糸が一気に切れてしまいました。
それからは、いつも通りのミクロミカとしてみんなの前に出ることが偽りのように感じてしまい、音楽活動ができなくなってしまいました。
今まで支え、応援してくださっていたファンの皆さんには、このようなことが理由で活動ができなくなったことを伝えることができず、申し訳ない気持ちでいっぱいです。きっと1ヶ月休めば大丈夫。半年休めば大丈夫。そんな風に思いながら時が立ってしまい、やっと2024年自分らしく生きる道を見出すことができたので今回この経験をシェアすることを決めました。
自分に抵抗するのをやめた2024年
燃え尽き症候群になってしまってから、無理に自分を駆り立てようとしたり、何者かになろうとして、もがけばもがく程に 体中に絡んだ糸で抜け出せない状況に陥ってしまうことを学びました。
だから、そんな時は抵抗せず、ただ流れる時間を大切にして生きていく事によって、自分自身を少しずつ満たすことができました。
今後は私自身が燃え尽き症候群から復活した方法や、海外で学んだマインドセット方法、新たに挑戦していることも含め日常を包み隠さずシェアしていきたいと思っているので、これからもよろしくお願いします。
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