Audible体験記

2022年5月にAudible無料キャンペーンがあったので、1ヶ月体験してみて気づいたことを記録。
ビジネスはもちろん、教養を深めるためのもの(物理学、歴史、生物学…)を中心に体験。
Audibleはもちろんラジオ、ポッドキャスト等、耳から学習するコンテンツは初めて。

〈きっかけ〉

子供が産まれてから早起きするようになり、早朝に30分かけてパン屋さんに朝食を買いに行くようになった。
散歩だけだと頭が暇だと気づき、耳から聞くコンテンツを試してみようと決意。

〈結果)

あくまで、個人的な感想ですが、耳だけで内容を理解することはかなり難しい…。
特に自分の知見がない分野だと、用語がわからず、話の展開についていくことができない。植物学、進化論等は図示が結構あったようで本を横に並べて聞きたかった。
『ケーキの切れない非行少年たち』については、専門用語が出てこなかったし、ストーリーがわかりやすかったので、講演を聞いているようだった。Audio bookが合っている作品の一つだと思う。

〈体験した本〉

  1. GIVE&TAKE 「与える人」こそ成功する時代
     著者:アダム・グラント

  2. 貨幣論
     著者:岩井克人

  3. パーパス経営
     著者:名和高司

  4. 物価とは何か
     著者:渡辺努

  5. 進化のからくり 現代のダーウィンたちの物語
     著者:千葉聡

  6. 面白くて眠れなくなる植物学
     著者:稲垣栄洋

  7. ケーキの切れない非行少年たち
     著者:宮口幸治

〈意外な発見〉

Audibleはてっきり本だけかと思っていたが、Audible限定のポッドキャストがあるようです。
中でも私がおすすめなのは『The Reading List〜未来に残るビジネス名著〜』。Chronicleの野村高文さんが提供しています。
(各種ポッドキャストでも、同社提供の『News Connect 〜あなたと経済をつなぐ5分間』を聞けます。)

【野村さんの個人的なおすすめポイント】
・声が低く話し口が穏やかで聞き心地がいい。
(高校・大学で合唱ガチ勢らしい)
・情報だけでなく、視点を整理して伝えてくれる。
・日常が垣間見える内容が含まれていて親しみが出てくる

Audibleで独自のポッドキャスト番組が併設されていることに、1点だけ強くメリットを感じたことがあります。
体験した本の1に記載した『GIVE&TAKE 「与える人」こそ成功する時代』がポッドキャスト『The Reading List〜未来に残るビジネス名著〜』にも取り上げられています。
本を一周聞いたのち、復習かつ視点を整理したポッドキャストを聞くことで、より深く内容を理解できました。
本を読んだのちに、その本について周囲の人と語り合う経験は得にくく、ポッドキャストで他者の視点を得られるというのはかなり貴重な経験になると感じています。
書評、ネットの評判等でも他者の視点を情報としては得られますが、音声という感情表現が含まれるものはやはり一味違う印象です。
もしかしたらYoutubeでも同様の配信をしている人がいるのかなとも思い始めましたが、Audibleを一通り満喫したのちに足を伸ばしてみようと思います。


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