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雑記 六月一日

昨日からずっと微熱が続いている。

私は、病弱―というには少し大袈裟だが―環境の変化、食事の変化、気候気圧の変化、ストレス、運動不足、疲労、知恵熱、体内バランス、日和見菌、効きすぎる服薬…私は何でもかんでもすぐ(本当にすぐ!)身体のエラーとして出る、ある種“わがままボディ”である。

些細なことで身体が大騒ぎする。のでいつものこと…と思ってはいたのだが、胃やら肩やら痛む上にずっと吐き気がする。頭まで痛む。起きていられないので横になるし熱を測るも、37.3より上にはあがらない。そもそも私は平熱が5度代後半と、有袋類みたいな体温をしているのでまあ何かに感染しているわけでもない以上無理もない。仕方がないので寝るが、寝ると熱感が悪化するので吐き気に耐えながら水を飲み続ける。

さっきやっとお腹が空いたので、買っておいたファミリーマートの春雨サラダを食べた。蒸し鶏やキクラゲ、千切りの胡瓜なんかと酢で和えているカップデリのやつだ。
ひとくち食べたらあんまりうまくて書きとめておこう、と思って今である。
薄い酢の酸味を堪能していると、吐き気が―どういう仕組みかは詳しくないが―ふわふわと緩和されていく。冷蔵庫でよく冷えた春雨と胡瓜が、口腔や食道を通って不快な熱を冷ましていく感覚は、今の私にとっては正にメシアである。メシアなメシ。いや本当に助かる。
そして美味い。レシピを覚えて丼いっぱい食べたい。全く同じ味にするのは難しいだろうけど…。

コンビニ飯は高いが、それはコンビニで食料品三食揃える生活をベースに考えた時の価値であって、これがいつでもすぐに買えてすぐ食べれる、と考えるとやはり妥当な値段なのだな〜…などと、噛み過ぎて味のしなくなったガムくらいには語り尽くされた定型文で締めくくっておく。もう横になりたいので。おやすみなさい。

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