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りんご

りんごがすきです。
風邪をひいた時にもよく食べられるし味も飽きないから好き。
うさちゃん型のりんごを見た時は飛び跳ねるほど喜んだ記憶があります。

りんごって神秘的だからすき
アダムとイブがりんごを食べたせいでこの世ができたのも有名アーティストに林檎って名前が着くのも白雪姫がいじわるなお婆さんから林檎を食べてしまったせいで永遠の眠りに落ちちゃうのも、ニュートンが林檎が落ちる様をみて重力を理解してしまうのも、林檎のせいだ、なんて言ってみる

りんごをしゃくしゃくと食べてる時自分はこの世を理解したような気になる。
この世の地獄と天国 境界線

沢山ある食べ物の中でもりんごが一番神秘をかんじる
1番得体がしれないけど1番神秘的
林檎をかじると黄色い汁が溢れ出す様を見て過去の自分を想起した

膿だらけで部屋から一度も出れなかったわたし、死を選ぼうとしたのに膿が溜まってしねなかった。
膿、産み、海、

昔は思い出すだけで腕を掻きむしりたくなるような思い出ももはやなんとも思えなくなった、林檎とおなじ色をしてると思うと少し幸せだったから。

この世でいちばん神秘的になりたかった、わたし。
神様になりたかったな、少女性を振りかざして人を狂わせたかった。狂ったのは私の方だったけど。

世界が滅亡しても世界が最高に豊かな世になっても林檎や様々なものは変化せずにずっと傍らにいた。
そうなりたかった、変わりたくなかった

ほんとはね、りんごのせいじゃなくて私たちのせいなんだよ、
地獄をつくりあげてしまったのはわたしたちだったんだ、

ずっとそばに居てくれただけ。
変わらないままでいたい ずっと安らぎながら生きていたかった、
痛みなく終わる人生なんかないけれどいつかわたしも林檎のようにみんなから愛されたい。

来世 そうおもいながら傷んでしまったりんごを落とした


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