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自分が提供するサービスは、母性に響くものを目指す![読書#3]

子育て経営学からの学び

宮本恵理子さんの「子育て経営学」という本を、職場に利用しに来ていた方が持っていて興味を持ったことがきっかけで読みました。そして、私にとっては本当に面白くってためになったので、紹介したいと思います。

この本では、起業家の男性が、どのように子育てしているのか、それぞれが子育てで大切にされておられることを紹介してくださっています。

乃村一政さんの「母性」の概念とは

冒頭の言葉は、SOUSEI Technologyの乃村一政さんの言葉。
母性?と思ったのですが、そのあと、以下のように続きます。

母性に響くとは「無条件で応援したい」「この世からなくしたくない」と思わせるようなこと。単純に欲求を満たすものではなく、使った人が自然と広めたくなるものを提供していきたいと思っています。

この言葉に納得。私も私が提供したいサービスはそんな存在であってほしいと思いました。また、母として、子どもに無条件で応援したい、この世からなくなってほしくないと感じているなぁと感じて、本当にうまいこと言うなぁと思いました。

勉強するモチベーションはどこから?

学力が高い学校には、目標のために我慢することができた子がが比較的多い可能性が高い。学力が低い学校というのは、頑張ろうというときに我慢できなかった子が多いかもしれない。どちらのコミュニティーで3年間過ごしたいか、じっくり考えて学校を選んだらいい。

こちらは、乃村一政さんが、長女の受験勉強へのモチベーションが下がった時にかけた言葉はです。このように伝えていることに、すごく納得して、こんな風に伝えていきたいと思いました。

目指せ、子どもに持論を説明できる親!

 そして、それ以外にもしっかりと説明できるように持論を持っておられる点をすごく尊敬しました。「子どもには、持論のサンプルを示すことで、『持論はこうゆうふうに語る』という一例をプレゼントしている。」とも述べておられ、親が持論を持ち、それをしっかり説明する姿勢を見せることが、子どもが持論を語る学びになるんだと感じました。私は持論がない大人になりかけているので、今いろいろ学んで、自分の軸を形成中です。これから、しっかり学びながら軸を見つけて、子どもに持論を説明できる親になっていけたらと、再認識できました。

相手を笑わせるエンターテイナーを目指したい

人は単に面白おかしいというだけで笑うのではなくて、驚きや感動があるときにも笑う。目の前の人々の様々な感性を刺激して笑わせることができたら勝ち

質のいい笑いには必ず緊張と緩和があって、高度なユーモアのセンスや鋭い切り口の視点、語彙力も必要になる

また、もともと吉本興業で芸人活動をしておられて、そんな笑いを大切にされておられるんだと、上述の箇所で感じ、エンターテイナーってやっぱり、状況を感じ取ってそれを、アウトプットする能力が優れているなぁと感じました。
そして、自分も人を相手にして働いていきたいと感じているからこそ、相手の感じていることを察知して、的を得たレスポンスを返せるような能力も磨いていかないといけないなぁと感じました。そんな能力は、お笑いなどからも学ぶことができそうだと感じて、参考にすべきものの視野が広まりました。

今回は、10人の子育てに紹介されていた方の中で、SOUSEI Technologyの乃村一政さんのインタビュー記事に焦点を当てました。
他の方のインタビュー記事も参考になることが多かったので、また次の機会に紹介したいと思います。

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