スカイリムプレイ日記~狩人ちゃん~ #41
こちらの続きです
シルバーハンド②
アエラさんにオオカミへ変身するコツを教えてもらい、その通りに意識を集中させます。
ひとたびオオカミになると、土を蹴って走るスピードも、素手での攻撃力も、相手からの攻撃に対する防御力も格段に上がります。まさに無敵の状態なのです。
気が付くと目的地のギャロウズ・ロックに着いていて、倒した敵の心臓に躊躇なく食らいついていました。温かい血肉を咀嚼するたび体に力がみなぎり、さらに感覚が鋭くなったような気がします。いつもなら気になる相手の所有物や宝箱の中身などには全く興味が湧きません。とにかく敵を食って食って貪り食いたい、それだけが脳を支配しているのです。
アエラさんが後ろから色々と助言してくれています。言葉はしっかり理解できますが、返事をすることはできません。
吊るされたウェアウルフの死体を見つけますが、アエラさんの嗅覚によると仲間ではない、とのこと。当然ですがウェアウルフは同胞団以外にも存在するのですよね。他のウェアウルフは、こちらを同族と認識して襲ってこなかったりするのでしょうか?
敵を倒して倒して、食って食って突き進みます。アエラさんが「そろそろのはずよ」と警戒を促しました。
「気を付けて。奴らのリーダーは油断ならないわ。彼は『皮はぎ職人』と呼ばれてるわ…理由を言う必要はないと思うけど」
突き当りで両開きの扉を開けると、複数人のシルバーハンドと、重装備のリーダー『皮はぎ職人』が襲ってきました。
シルバーハンドを全員倒し、『皮はぎ職人』を皮ごと頬張っていると、アエラさんが「スコール!」と叫びました。
なんとそこにはスコールさんの亡骸が横たわっていたのです。
「彼は私たちの中でも精鋭だったけど、数には勝てなかった…盾の兄弟なしに来るべきじゃなかったんだわ」
あぁ…コドラクさんに無断で動いたことが間違いだったということでしょうか。
アエラさんはショックを受けながらも、私に対して冷静に指示を与えました。
「ここから出て。私は奴らを一人残らず仕留めたか見届けて、死体から何か手掛かりを探してみるわ」
不気味な祭壇です。それにしても、シルバーハンドはなぜここまでウェアウルフに執着しているのでしょうか?
現場はアエラさんに任せて、一人でホワイトランに向かって走り出しました。薄暗い夜の野山を駆けていると、高揚感と開放感で非常に気分がいいですね。
しかし、険しい岩山を飛び下りたところで心臓がドクンと高鳴り、めまいがしたかと思うと、体が元の人間に戻ってしまいました。
アエラさんの言う通り、獲物を食べ続けないと変身はあっという間に解けてしまうようです。
オオカミの姿でホワイトランへ戻るわけにもいかないので、そのまま走っていると、突然黒づくめの怪しい魔術師から襲われました。今まで見た事のない、夜闇に紛れるようなタイトな服装です。山賊やフォースウォーン等とはあきらかに違います。
なんとか倒し、荷を漁ると、手紙を見つけました。そこには私を名指しで『排除すること』と指示する内容が書かれていました。
『アストリッド』…これがこの暗殺者を差し向けた人間の名です。恨みは色々と買っている気がしますが、わざわざお金を払って暗殺を企てるなんて、もしかしてケマツやアリクルの戦士たちを殲滅したせいでしょうか?どえらいことになってしまいました。