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「アンジュルムヲタクに聞いてほしい堂島孝平曲」Podcast テキスト版(書き起こしベース)

この記事はSpotifyで配信されているポッドキャスト「午前3時のpo(dcast)」のエピソード「アンジュルムヲタクに聴いてほしい堂島孝平曲」の書き起こし版(微修正あり)です。



イントロ

今回設定したテーマは「アンジュルムヲタクに聞いてほしい堂島孝平曲」というタイトルで。

まあ、平たく言うと、

「私が好きな堂島孝平曲」を「アンジュルム」の名の元にかこつけて

みんなに聴いてみてほしいな

っていう話です。

私が堂島孝平さんにハマったきっかけとかも、それだけで1本録りたいとは思うんですけど…。

ざっくり言うと

堂島さんがアンジュルムにハマったタイミングで、私も堂島さんにハマった

という感じです。

その背景には、私が元々ジャニオタだったこととか、小沢健二のファンだったので、その界隈の結構近しい人とも堂島さんが関わりがあったみたいな。

そういうすごく入りやすい環境が整ってて、アンジュルムが最後の一押しになってハマった…みたいな経緯なんですけど。

まあ、それは置いといて。

その辺の経緯とかは私がノートにまとめたやつ(堂島孝平「アンジュルム大好き配信」を振り返る)とかがありますので。

そこ内容とかも見ていただいてもわかる通り、

アンジュルムヲタクの皆さんは、まず

堂島さんのヲタクとしての狂いっぷり

を面白がってて。

で、さらには堂島さんが提供した、今年の5月に発売になった

愛すべきべきHuman Life」が、まあとんでもない名曲っていうことで。

かなりアンジュルムヲタクの皆さん、すでに堂島孝平さんのこと好きだと思うんですけど。

まだね、中には

堂島孝平名義の楽曲に、たくさんは触れてないよって方も、いらっしゃるかと思ったので、

ここで堂島さんの楽曲を紹介しちゃおうと、そういう流れでございます

1曲目「きみのため」

1曲目に選んだのは「きみのため」という曲です。

これは2015年に出た「VERY YES」っていうアルバムに収録されている曲で。

あ、一応これ聞いてる方はもうアンジュルム「愛すべきべきHuman Life」とかはもう知ってるっていう前提で話すんですけど、

この「きみのため」。

まあ、英語にすると「For You」ですよね。

ふぉ~ゆ~っていうとまたちょっと別の意味出てきちゃいますけど、

「And you?」の前に「For you」があった、みたいなことで。

この曲は堂島孝平さんにとっての「アンジュルム前夜」というか、前日譚というかですね。

後にね、堂島孝平さんはアンジュルムについて「Yesから入るアンジュルム」という名言を残してますけど。

そういうことを考えても、

この「VERY YES」というアルバムタイトル含めて「アンジュルム前夜」感がありますよね。

この曲を聴いていると、もうアンジュルムみのある歌詞があったりするんですよね。

私的には、もう「アンジュルムに歌ってほしい」とかも超えて、「アンジュルムのテーマ曲」みたいに勝手に思ってるんですけど。

サウンドも、ホーンとか沢山入ってて、ピアノとかの音も印象的で、

すごい軽快な感じで、ライブとかでもすごく盛り上がるんです。

なにより歌詞がすごい良くて、

「きみのために何ができるだろう」って考える歌なんですよ。

タイトルの通りで。

で、その「考えることがまず幸せ」だ、という。

とても温かい歌で。

でも、ただ「きみが好きだ!わー!」っていうだけの曲じゃなくて、

なんか、こう考えてしまうようなフレーズとかもあって。

自分が特に好きなのは、1番Aメロの

「何も問題なんてないよ 問題のない時なんてないし」っていう。

ま、確かその通りだよな、って。

毎日問題だらけだけど、 まあ、それももう抱えて生きてくしかないよねみたいな。

なんか「ちゃんと現実を見ながらも、前向き」っていう感じがすごい好きだし

間奏後の「捨てられない気持ちだけはわかってなきゃいけない」っていう歌詞があって、

なんか既にアンジュルムみというか、もう「べきべき」に繋がる何かがありますよね。

「温もりだけ忘れんなNoである時も」みたいな。

この「きみのため」すごくいい曲なので、ぜひフルで聴いてみてください。

それでは聴いてください。

堂島孝平で「きみのため」

はい、堂島孝平で「きみのため」お聴きいただきました。

BIG LOVE、めっちゃBIG LOVE

ほんとになんかこう愛ですよね。

この曲では「きみのためを思っていると、自分も幸せ」みたいな感じで

それをここでは「For you」「To you」で表していていますけど

時を経て、アンジュルムと出会って「And you」=「自分と君(たち)」

お互いのことを考えると、より幸せだという感じに発展・展開していく感じが素晴らしいと思います

2曲目「存在」

2曲目は「存在」という曲です

この曲は、今年5月に出たアルバム「FIT」に収録されてる曲で、

「きみのため」もそうでしたけど、この曲もアルバム最後の曲ですね。

この曲は今年書かれた曲だから、

今回紹介する中では唯一、アンジュルムと出会ってから書かれたであろう曲です。

なので、アンジュルムヲタクを自覚してからの堂島さんが書いた歌詞だと思うと、より味わい深いんですけど

私は勝手に

「存在」っていう曲をアンジュルムでいうところの「友よ」と「交差点」のハイブリッド

だと思っていて。

どちらもアンジュルムにとっては象徴的というか、

特に卒業メンバーがいたりする時のコンサートではより象徴的な曲ですけど。

この「友よ」と「交差点」が両方入っていると思っていて。

この曲はいわゆるミドルテンポの、早くもなく、遅くもなくっていう感じの曲なんですけど

勝手にこれをちょっとテンポを早めてロックっぽくして、そしてアンジュルムが歌ったら「友よ」っぽく聴こえるだろうし

逆にバラードみたいにしてアンジュルムが歌ったら「交差点」みたいになるんじゃないかなと思っています。

堂島さんが、そういう風に意識したかとは別に、

なんか聞いていて、「あ、これはこれはちょっとアンジュルムだな」と勝手に思ってしまったわけです。

特に好きな歌詞が「絶対なんてないから人は約束をするって いつか話してくれたね」っていう

「約束」っていう単語が出てくる時点で「友よ」みたいだし、

「いつか話してくれたね」みたいなのが、ちょっと「交差点」っぽいじゃないですか。

「存在」っていう曲は、今、個人的に1番アンジュルムに歌ってほしい曲ですね。

今のアンジュルムにもう合うと思いますし。

歌い出しが「なにひとつ変わらないものなんて ありはしないだろう」で、

最後は「君をずっと覚えている」で終わる感じも、

「変わるもの 変わらないもの」というか、

常に変化して、進化していくというか。

まあ「決めつけるとアンジルムじゃなくなっちゃう」っていうのも堂島さんの言葉ですし。

もちろんね、これを堂島さんがアンジュルムを思って書いたとかは思わないですけど、

ま、こういう状況の中で聞いて、私はすごくアンジュルムを感じたので、

皆さんにも聴いていただきたくてね。

サウンドは、アルバム「FIT」自体は打ち込みメインで、

ONIWAWARAの斉藤伸也さんと一緒にやってる打ち込みが多いんですけど、

この最後の「存在」だけはバンドで録ってる生演奏の曲なので

そんなこと思ってると、

いつか堂島孝平バンドセットとアンジュルムの対バンライブも実現してほしい

なんていう夢も思うんですけど、

そんなことを色々思いながら。

本当にいい曲なので聞いてみてください。

堂島孝平で「存在」

はい、お聴きいただきましたのは堂島孝平で「存在」でした。

うわー!

なんか自分の前振りのせいでアンジュルムのことを考えながら聴いてたら、

なんかものすごい刺さっちゃった。

「アンジュルムに歌ってほしい」みたいな感じで 曲振りしたけど、

聴いてたらどっちかっていう卒コン見てるヲタクの気持ちみたいになってきて…。

「もう会うことはなくても、もう話すこともなくても」

「存在し続けるんだ 思い出す限りにおいて」

みたいな感じで。

あ、そうだよねえ…ってなるし。

「可変的で当たり前」だけど、

それでも「心を握りしめるような記憶が誰にでもある」って

なんか、もうヲタクの気持ちでもあるし、

でも、これきっとアンジュルムが歌ったらアンジュルムの歌にもなるし…。

とか思ってたら、サビの歌詞ね!

「目を開けられないほどの強い突風に乱れた髪の酷さ笑い合って」って

あ、「Piece of Peace」のメイキングじゃん!みたいな!

・・・

いやぁ、いい曲。

アンジュルムヲタクには本当にこの曲を聴いてみてほしいって

改めて思いましたね。

あと「あの時つけた印が あの時届かなかった未来という今 証となってる」とかも

堂島さんが、ヲタクになる以前のアンジュルムの円盤を見て感動してるさまとかが、浮かんできちゃいましたね。

まあ、こういう前提で見てるから、

この聴き方が合ってるかどうかはちょっと一旦脇に置いといて

「そういう聴き方をしても楽しいよ」っていうことでお収めください。

3曲目「So She, So I -SAYONARA SKA-」

3曲目いきましょう。

最後の曲は、昔の曲、2005年に出た曲なんですけど

「So She, So I」という曲です。

アルファベット表記で「だから彼女は、だから私は」(そして彼女は、そして私は)っていう

早い話がダジャレですよね。

「相思相愛」のダジャレなんですけど。

これが2005年10月19日発売で、

橋迫鈴さんの誕生日が2005年10月6日なので、

橋迫鈴さんの誕生の約2週間後に出た曲です。

そう思うとね、色々歴史を感じますよね。

で、今回なんでこの曲を選んだかっていうと

「愛すべきべきHuman Life」との関連といいますか。

「愛すべきべきHuman Life」は発売後すぐにライブでもトリを任されるような

新しい定番曲で。

楽しくて切なくて、そしてアンジュルムにしか歌えない…。

まあ、歌詞中に「アンジュ」入ってるから、そうなんだけど。

堂島さんがアンジュルム愛を精一杯ぶつけたような曲で。

この曲、堂島さんが一本釣り、というか、

一点賭けで書いたのかっていうぐらい、

結構アンジュルム要素が詰まりに詰まってるんですけど、

色々堂島さんのお話を聞くと、他にも候補曲があって、

その中の1曲に過ぎないみたいな感じで言われてたので、

「他の候補曲も聴きたい」ってなるんですけど。

この曲、まあ「スカ」ですよね

スカのリズムとか、テイストがすごい入ってて

楽しくなってるんですけど。

「So She, So I」もスカで。

この国のポップス界で「スカ」といえば、もう東京スカパラダイスオーケストラのことだと思うんです。

結構暴論を言い切っちゃいましたけど。

まあ、堂島さんはスカパラとも縁のある方で

スカパラのメンバーも参加してるGO-GO KING RECORDERSっていうユニットがあるんですけど

一時期は「堂島孝平 × GO-GO KING RECORDERS」っていう名前でずっと活動してたりとか

スカパラのライブのオープニングアクトに堂島さんが出たりとか、

かなり関わりが深い中で、堂島さんが出したスカの曲が、これなんですけど

ドラム、ピアノ、パーカッションにスカバラのメンバー参加してる中、

そのうえで、スカの特徴的な部分であるホーンが演奏するパートを

あえて金管楽器じゃなくてストリングスに置き換えてみたら
どういう曲になるだろうっていう

チャレンジをした曲らしいんです。

でこの曲を知っていたから、

アンジュルム「愛すべきべきHuman Life」がスカだってって聞いた時に、

真っ先に私が思い当たったのがこの曲で。

すごい好きな曲なんです。

歌詞とかもちょっとひねくれてるっていうか。

あの「相思相愛」=「お互いに好き合っている状態」とは逆の歌詞の内容で。

「すれ違ってしまう2人」っていう感じの歌詞が描かれてて。

堂島さんが、まだひねくれてる時期なんですかね。

あの「YES」の境地に達していない堂島孝平っていう見方もできるんですけど。

この曲は英語のサブタイトルがついてて

それが「SAYONARA SKA」っていう。

だから、このタイトルの時点で「相思相愛」と「さよなら」っていう、

逆の感じが出てて面白いんですけど。

一方で、私はべきべきの話を聞いた瞬間に

なるほど。

べきべきの方は、

「SAYONARA SKA」の反対の「Hello! SKA」なのね

という風に勝手に思っていたら、MUSIC VIDEOが新メンバーの平山遊季さんを

歓迎(ハロー)するような感じのテイストだったりしたので。

「愛すべきべきHuman Life」とは対になるというか、兄弟というか、

そういう縁のある曲だと思いました。

堂島さんが歌うスカなので、きっとアンジュルムヲタクも好きでしょ?

っていうのも込めて聴いてほしいです。

爽やかで切ない曲です。

堂島孝平で「So She, So I」

堂島孝平で「So She, So I」お聴きいただきました。

おしゃれでかっこいい!

おしゃれでかっこいいけど、切ないですね!

シンプルにこの曲が好きで、べきべきにかこつけてかけたんですけど

いかがでしたでしょうか。

あ、この曲は別バージョンっがあって。

お笑いコンビのアンタッチャブル柴田英嗣さんが歌ったバージョンがあって、

当時テレビの企画で、柴田さんがCDデビューするみたいな。

その企画の曲を書いたのが堂島さんだったんですよ。

それのカップリングとして、当時堂島さんの新しい曲だった「So She, So I」を

柴田さんが歌うっていうのが入ってるんですけど、

演奏とかキーとかも違うんですけど、

演奏がすごい小編成というか、コンパクトな体制でやってて、

口笛とかが入っててかっこいいので。

サブスク多分ないと思うんですけど、ぜひ探してみてください。

「シバタのSo She, So I」っていうね。

柴田さんは後にスマイレージと一緒に番組をやってたりもしたので

広い意味では大アンジュルムでかすね、はい。


―書き起こしここまで―


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