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保育士の”そこそこ”ってなんだろうか。
1.職員の接した会話の違和感
私は働いている施設はほとんどの子が保育業界初めてで、且つ無資格の子が多い。学童保育は資格がなくても働ける。(細かくいうと違うんだが、そこは割愛する)
立ち上げメンバーである私は研修や放課後児童クラブ支援員の資格取得のための費用は会社からお金を出してもらえる様にこだわってきた。
でも、最近それでも受講しない例が出てきて戸惑っている。
「別に資格がなくても良いし、勉強もそこそこすれば子どもたちの
お金にも困っていないし、、なにかプロになりたいってわけでもないし・・・。子どもたちと楽しく過ごせれば」と言われてしまい私は回答に困った。
2.働くうえでの前提
確かに上記の意見は間違ってはいない。私も若いころには言った時はあるのかもしれない。
今はこの仕事を一緒の仕事にしたいと思うから「学び」に飢えている。スキルの取得など模索してきた。
会社からの海外研修の機会があれば手を挙げて立候補してきた。
「無視される」「うまく意思疎通できなくて感情論になってしまった」過去の保育を振り返ると反省点しかない。だからこそ、たくさん悩み学習する様に心がけている。
極端な例かもしれないが、そんな私からすると「そこそこ」が分からないのだ。
給与が上がらない業界で幻滅しているのもあるのかもしれない。
でも職員には「給与にはこだわって欲しい」と伝えている。
でも「そんなにお金が欲しい訳じゃないし」とも言われ、社員の方が賞与があるから給与が高いと思い正社員の話を伝えても断られる。
3.ワークライフバランスってなんだろう
この言葉が今は私は嫌いだ。
多様な働き方も出来ても良いし、プライベートから保育に活かせる点も多々あるから、プライベートを犠牲にしろなんて微塵も思っていあに。
だとしたら「保育における向上性」ってどこにあるんだろうか。
4.そこそこで良い人の働く意義
10歳以上若いメンバーと話している中で一番大切なフレーズは「子どもたちと楽しく過ごせればよいんで」と言われることが多いこと。
楽しく過ごすのはもちろん私も望むし、大切なことである。子どもたちにとっても学校から帰った後に支援員たちと笑う日々を送りたいだろう。
でも、そこは一部分であって支援員が目指すべき姿はそこだろうか?
私はもっと放課後児童クラブ(学童保育)のことを伝えていきたいと強く感じるし、お金でも働き方でも知識でも少しでもよりよい人生を送りたいと思うスタッフに叶えられる様な場を経営面から作っていきたい。
ありがとうございます。このお金は放課後業界に貢献できる様に自分のスキルアップやイベントなどの活動費にさせていただきます。