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がんの診断を受けました

4月に受けた会社の人間ドックで出た「要精密検査」の文字。時々何かに引っ掛かるので、深く考えず予約をし、病院に行ったのです。

私は自分から積極的に検査を受けるタイプではなかったので、健診があって良かった。見つかりました、乳がんが……(※現状での予測はステージ1とのこと、リンパ節転移があるかどうかは切ってみないとわからない)

ほんっっっっっとうにこれを読んだ全てのみなさん、健康診断には行ってください、年に1度は必ず。自覚症状はなく、全くの寝耳に水でした。

それから生検やMRI、全身のエコー、CTなど色々な検査を受けました。その度不安で仕方なかったけど「大丈夫です、生きますよ」と言っていただいて。漠然とした「死ぬのではないか」という不安については、今のステージでの5年生存率、10年生存率というデータを見ながら「今それほど心配しなくて良い」という事をお医者さまからも看護師さんからも丁寧に説明いただきました。

生活や仕事、これからの治療と副作用の事、また別の不安はありますが。

看護師さんからも「私もがんを発症しました。でも今こうして仕事していますよ」という力強いお言葉。もちろん、転移が見つかったりリンパ節を取った場合、その後の生活の話なんかについては説明いただきました。
私の癌は顔つきが悪く増殖率を表すki67という数値は比較的高めです。転移の事は心配ではありますが、今、それを不安に感じていても仕方ない。

ただ生きる。
それがこんなにも輝かしく有難いことだとは思わなかった。これは私にとっての気付きなんだ、と前向きに捉えます☺️

職場への報告も済ませ、今はもろもろの調整中。
病名をどこまで話すべきか…沢山の関係性のなかで難しさも、そして有り難さも感じています。「今は治療に専念して周りに甘えてね、元気になって次に困っている人をサポートしてね」
気を張って受け入れたつもりでも、何故今なんだろう、何故かかってしまったんだろう、と思ってしまう時はやっぱりあって。でもこう言ってくださる人がいたりして「ちゃんと意味はある」と思えました。

診断からずっと怒涛のような毎日でしたが、検査の結果、治療と手術方針も決まりました。温存手術、1ヶ月の放射線治療、そしてホルモン治療。放射線治療は、術後しばらくして毎日通って受けなければいけないとのこと(リンパ転移があれば抗がん剤も視野に入ってきます)。

生涯で2人に1人はかかるというがん、私はフォローしているある方のブログですごく救われて気持ちが落ち着いたので…私も自分の場合、というのをここにぽつぽつ書き残しておこうと思います。

(心の揺れはTLにも出てしまいました。未熟ゆえ、不安な気持ちが滲み出ていた日もあると思います。でもやはりあちらは好きと楽しいで埋めたいですね☺️私が「日常」に落とし込める日が来たら、またあちらで発信します。偶然ここを読んだ方がいらしたら、良かったらパワーを送ってやってください!)

「生きていれば会える」
今、こんなに胸に迫る言葉ないです。

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