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ゴム手と共に

引き続き手荒れ予防の話。
食器用洗剤で皿洗いをするとき、私はゴム手袋を使用する。マグカップ1個でもなるべく素手では洗剤を使いたくない。(職場や外出先に使い捨て手袋を持ち歩くことはしていなかったけれど、これからはするかもしれない)カップの大きさに関係なく、例えば小さめのグラスでも、洗剤を含ませたスポンジを掴んで食器を洗っているうちに指先から手の甲にどんどん泡がつたってくるので流したときには手の潤いが失われしおれた感じになっているのです🥲
使い捨て手袋は心もとない…そしてずれたり隙間から水が入ったりしやすいので、家で洗い物をする際には薄手でも丈夫で指先強化のゴム手を常備している。
ゴム手を使うと薬品のような匂いが手に残るけれど、大体洗剤不要の湯洗いでなんとかなるので手肌はしおれない。朝晩使って、連日劣化するまで使い倒します。
先日、愛用のゴム手の素材がかなりぎこちなくなってきて割けるのも時間の問題と感じたので、同じものを交換した。(ゴム手なしでは洗い物が億劫になるので予備が無いと不安。)
ちょうどその日カボチャを切る予定があってちょっと気力が足りなかったので、新品のゴム手を着けて固定しながら切ったらブレも少なくて最小限の力で済むかもしれないと考えてそうすることにした。
新品のゴム手はなめらかで、馴染みが良い。カボチャが水分多めで柔らかめだったのもあるのか、いつもより簡単に切れた。ゴム手の滑りにくさに気を良くした私は、左手で固定しながらスプーンで種を取り、煮物サイズに切った。皮に傷が多く結構ゴワゴワに感じたので部分的に剥くことにした。それも問題なく、気持ち良く済んだ。
その数時間後、夕食の後片付けで洗い物を始めてすぐ、左手の手袋に水が入っていることに気づいた。新品なんだからそんなはずはない…が、指先を見ると2ミリぐらいの傷が出来ていて、下に向けるとそこからぽたぽた水滴が溢れた。
ゴム手の固定絶好調!で気分良くカボチャを調理していたときに包丁で切ったのだろう。
タイミング的に皮をむいたときかなと考えたが、勢いよくカットしていたときにかすったのかもしれない。
さっぱり気づかなかった。手袋で保護された感覚に陥り強気になっていたのだろうか。
手袋をしていなかったら指先かどこかを切ってしまっていたのだろうか。
新品なのに勿体無いと一瞬感じてしまったが、よく動かす手の怪我は治りづらくて厄介なのでやはりゴム手が守ってくれてありがたいと思うことにした。
今考えるのは、いつも切りにくい作業がやりやすくなったからといって調子にのらないこと、そして、次回固めのものを切るときにはどうしようかということ。以前真冬に冷たい大根を切る際ゴム手をしたまま切ったら滑らずに皮剥きまでいけたのでクセになってしまったのです。寒くなってきたのでまたやるかもしれない…
ちなみに、初日に傷つけてしまった手袋は水分が入ってくることに慣れれば素手ほどは洗剤の泡はつたってこないのでそのまま劣化するまで使い続けました😘。

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