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詩) 忘れ物から

寂しがりやの君を
見送ってからいつも
リセットされるわけでもなく
積み重なっていった
形式的なものだけに
時間を守れなかったこと
些細なすれ違いや油断
段取り好きな人からの
いくつかの頼まれごと
忘れてしまいたかった
楽しみ悦びよりも
代用を考える労力を
ただ残念に思う
いつまでもいつまでも
続けていたい願望
次があると甘えていたから

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