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神通力を目の当たりにする(叶えたことノート40日目・7/30)

7月30日。相方さんが見たがっていた高知県土佐清水市の花火大会へ。

台風の影響で高知は朝からかなりの雨。小雨だったり土砂降りだったり、雨がやんだと思ったらまた降り出して・・・。正直こんな状況では花火大会は無理だろうと9割方あきらめていた。

でも14時ごろにホームページを見たら開催決定の告知が出ていて。え?正気?天気予報では一日中雨になってるのに?半信半疑ながらとにかく車を早めに置きに行こうと会場近くの駐車場へ。土佐清水市に入ると雨は上がり、青空まで見え始めていた。

・・・これなら花火が見られるかも!?

まだ気は抜けないけどかなり希望が持てたので、車を停めて早めに夕食を済ませた。そして花火会場へ。屋台が並び、家族連れやカップル、友達グループらが嬉しそうにあれこれ買い物をしていた。わたしたちも屋台を眺めながらとにもかくにも場所取り。開始2時間前にはきれいに見えそうなところで三脚を構えてスタンバイしていた。

天気も落ち着いて問題なく花火が見られそうだと誰もが思った頃に雨が。まさかのタイミングでかなり強く降り出し一斉に傘をさす。幸いすぐにやんだけど、ほっとした頃にまた雨が降って。ああ、どうか花火を上げている間だけは雨がやんでいますように・・・。会場内のみんなが強く願ったと思う。

そして開始時刻の20時に。花火大会開催にあたって土佐清水市長が熱い想いをスピーチ。そして観客全員で手拍子とともにカウントダウン。

10、9、8、7、6、5、4、3、2、1・・・

夜空を彩る大輪が咲き誇った(わたしのiPhoneで撮影)

開始直後から美しい花火が夜空に咲き乱れた。湧き上がる歓声。次々に打ち上げられる花火。

コロナ禍でいろんな我慢を強いられている中、悪天候をものともせずに決行された花火大会。開催を決めたことはものすごい英断だったと思う。でも直前になって降ったりやんだりしてたのに、花火を上げている間はまったく雨が降らなくて。それはまさに、この花火大会を楽しみにしていたみんなの想いが神様に通じた時間だった。神通力って本当にあるんだなって思った。

うちの相方さんも、本当に本当に楽しみにしてたからなあ・・・。去年いろいろ花火の撮り方研究してて、でもなかなか納得いかなかったようで。今年こそは素敵な写真をと意気込んでいた。その想いが天に通じて、そして努力が実を結んでとてもいい写真が撮れていた。

相方さんが一眼レフで撮った花火
こちらも相方さんが撮影

みんなが強く願えば、きちんと天に届くんだなあって感動した。夜空を彩る大輪の花を咲かせた神通力を目の当たりにして感無量・・・。

「相方さんと一緒に花火を見たい」

という”WANT”が叶ってよかった♪

無事に花火を見終えて車で宿に戻る途中、また大雨が・・・。花火が上がってる最中に降ってたら大変だったなあ・・・。土佐清水市は”持ってる”とつくづく思いながら帰ったことだった。夜空から降り注ぐパワーをいっぱい浴びたことだし、8月から心機一転いろいろがんばるぞ。

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