本物のヒーロー”藤岡弘、”さんは本当に熱かった(叶えたことノート27日目・7/17)
7月17日、こちらのイベントへ。
初代仮面ライダーであり、俳優として様々なドラマや映画で活躍。令和に入ってからは4人のお子さんたちとバラエティー番組に出られたり。その一方で世界120ヶ国を訪問し、日々命の危険にさらされているこどもたちに夢と勇気を与えるために日本のフィギュアを届けたり、戦地で平和への祈りをこめたボランティア活動を行ったり。命がけでこどもたちの未来を守るべく、まさに仮面ライダーそのものな生き方をされている藤岡さん。
そんな藤岡さんが、世界に誇れるハイクオリティなフィギュアを制作している海洋堂のセンムとスペシャルトークイベントを開催するというのでこれはぜひとも生でお話を聞きたい!と相方さんを誘って2人で参加。
会場内は撮影・録音禁止で写真は撮れなかったけど、とにもかくにも藤岡さんはめちゃくちゃ熱かった!隣でマイクを握りしめながらもほとんどセンムの話す出番がないくらいに語る、語る、語る☆
初代仮面ライダーとしてスタントマンを一切使わずにアクションシーンをこなす中で生死に関わるほどの大けがをして、番組の中でライダーは死んだことにしようという話になった時、平山さんという当時のプロデューサーさんがただ一人断固として反対して彼の復帰を待っていてくれたこと。
仮面ライダーの作者である石ノ森章太郎さんは彼が個人的に世界各国を周りながら命がけで平和のために尽力していることを知っていて、仮面ライダーの未来をどう描こうか?と制作サイドに相談された時、「藤岡さんの生き方こそが仮面ライダーの未来そのものじゃないか!」と言ってくれたこと。
自然豊かな四国の愛媛県久万高原町で生まれ、幼少の頃から野山をかけまわっていたことが仮面ライダーの強靭な体力や俊敏な動きの源になっていること。
故郷愛媛の隣である高知県出身の坂本龍馬の生き方に共感し、自らも龍馬をいつか演じたいと強く念じ、その願いが叶って坂本龍馬役で作品に出たこと。
今回高知に同行された長女の天翔愛さんを会場で紹介しながら、自身のお子さんたちへの想いを熱く語られて。
母国で命の危機に瀕しているこどもたちに日本のヒーローのフィギュアを渡すとどれだけ喜んで目を輝かせて希望を抱くかも同じく熱く語られて。
さらに会場に来ていた仮面ライダーファンのこどもたちをステージに上げて「僕が世界中で出会ったこどもたちと一緒だ!」と強くハグされたり。
ご自身のお父様から伝授された藤岡流という武道の道を学ぶ上で、掃除することは心を掃除することだと教えられたことも話してくださった。
本名の”くにひろ”という名前の中の”ひろ”はお母さまがリスペクトされている弘法大師様の”弘”から取った漢字で、それを大切に芸名にも使っているという話も。
質疑応答も合わせて約2時間弱だったかな?場内にいる全員を圧倒する熱量でとにかくその生きざまを語り続けてくださった藤岡弘、さん。生で拝見できて、とても心地よい声の熱いメッセージを直接お聴きすることができて良かった!
海洋堂が生み出す精工なフィギュアづくりの現場を垣間見ることができるのが高知県南国市にできた”海洋堂スペースファクトリーなんこく”。
今回のトークイベントの会場はこのファクトリーの隣にあり、イベント前に藤岡さんと娘さんが見学に訪れていた。
藤岡さんはモノづくりにおける日本の技術の高さについても語られていたけれど、これからの日本が世界に打って出るカギは実はフィギュアかもしれないなって思った。アニメもそうだけど。
本物のヒーロー・藤岡弘、さんと、本物の技術を持つ海洋堂のセンムのトークイベント、お2人のオーラを生で浴びられて最高でした!そうだ、藤岡さんのホロスコープもあとで見てみよう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?