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【MBTI】心理機能とJ/Pの違いについての考察

どうも、MBTIオタク(INTJ)です。

先日の記事でINTJとINTPについて分析をしていて、J/Pが違うだけでなぜこれほどまでに違いが出るのか?ということが気になってしまい、少し自由研究をしていました。
自分用の整理がてらまとめておこうと思います。

※当方、ただの心理学の勉強が好きなオタクですので、解釈違い等ご容赦ください。


MBTIへのいざないより

いざないを読もう

私は公式セッションを受けてからすっかりMBTIオタクになってしまったので、協会推奨書籍であるMBTIへのいざないも買いました。ミニマリストなのでなるべく紙の本は持ちたくないけれど、こちらは電子書籍化されていないのでやむなし。しかしながら、書いてある内容の深みがMBTIオタクにはたまらんです。

J/Pの違いはT/F(J)とS/N(P)のどちらが外界で使われるか

その人が外向と内向のどちらを指向するということにかかわらず、その人の判断機能(思考機能か感情機能)もしくは知覚機能(感覚機能か直観機能)どちらが、外界で使われるのか予測しようとした。そして、外界で使われている心的機能の反対の機能が必然的に内界で使われているとした。いいかえれば、もしあなたが判断機能を外に向けているのであれば、知覚機能を内に向けているということであり、反対にあなたが知覚機能を外に向けて使用しているのであれば、判断機能を内に向けて使用されているとなる。

MBTIへのいざない(R.R.ペアマン,S.C.アルブリットン)第1章 心の習慣

いざないを精読して分かったのですが、J(Judgment=判断的態度)がT/F(判断機能)に対応していて、P(Perception=知覚的態度)がS/N(知覚機能)に対応しているのですね。

INTJとINTPで比較するとこのような形。

INTJとINTPの心理機能の比較

INTJはJ(Judgment=判断的態度)を外界で使っているので、思考機能(T)が外向(e)でTe、INTPは(Perception=知覚的態度)を外界で使っているので、知覚機能(N)が外向(e)でNe。
内向型(I)なので、TeとNeは補助機能になります。
J/Pの違いで、見事に心理機能が裏返しになる仕組みなのでした。

MBTIの心理機能の全体像

MBTIのベースになっているユングのタイプ論にも、心的態度(E/I)と心的機能(S/N・T/F)の組み合わせで8つの心理機能があるのですが、MBTIはそれにJ/Pを組み合わせて、心理機能の序列を決めているということなんですね。

このルールでどのタイプでも主機能と補助機能がわかりますね

公式セッションでのJ/Pの話

J/Pの判断基準

公式セッションでのタイプの確認方法は、4指標(E/I、S/N、T/F、J/P)について個別に確認していくという形でした。

J/Pの確認方法は結構シンプルで、話し合ってAという結論が出た後、実行手前になってからBもありなのでは?という意見が出てきた時どう感じるか?のような質問でした(実際のワークではもう少し具体的な質問があります)

Aという結論があるのに今更変えるのは嫌だ ならJタイプ、
Bについても良さそうなら検討しよう ならPタイプ です。

Jが結論=結論(一度決めたことはなるべく変えたくない)なのに対して、Pは結論=暫定(より良い選択肢が出てくれば変えてもよい)とのことでした。

心理機能から見るその理由

判断的態度を指向する人は、締め切りよりも前に余裕をもって仕事を仕上げることに、満足を覚えやすいだろう。外界において判断したり、ものごとに決着をつけようとする衝動をもっているからだ。もし最後の最後になって突然変更が生じたり混沌としてしまった場合、対応することは可能でも、彼らの頭のなかの声は、「もっとうまく計画していたら、こんなことは起こらなかっただろう。同じことが再び起こらないために、今回のことから何を学べるだろう?」と言っているだろう。

MBTIへのいざない(R.R.ペアマン,S.C.アルブリットン)第1章 心の習慣

Jは外界に対して判断的態度を指向しているから、計画を立てて遂行したい欲求があるし、変更はなるべく生じないようにしたい。

知覚機能を外に向けることを指向する人は、外界の新しい情報に対して門戸を開きつづけ、ものごとの流れに合わせる傾向が見られる。判断的態度を指向する人が、できるだけよい計画を立てようとするのに対して、知覚的態度を指向する人も当然具体的な計画を立てそれに従うこともできるのだが、そういうとき彼らは、「私がいまこの時点で計画したり決断を下してしまった場合、後で何かもっと良いことが起こったり、後になってもっと多くのよい情報を得られたりしたら、対応できるのだろうか?」とどこか迷っているだろう。

MBTIへのいざない(R.R.ペアマン,S.C.アルブリットン)第1章 心の習慣

対してPは外界に対して知覚的態度を指向しているから、情報は多く集めたいし、後で変更できるようにもしておきたい。
なるほど、これは知らないと喧嘩になりますね!(自戒)

INTJから見るJ/Pの違い(私見)

自分はJすぎる

ここまでJ/Pの違いを見てきたのですが、自分はJ以外の何物でもないです(笑)
スケジュールを立ててTodoリストを一つずつ潰していくのが普通だと思っていたし、急に変更しようと言われたらイラっとするし、計画を立てない人は何なんだ?やる気あるのか?って昔は思っていました(すみません)
今はPの臨機応変さに助けられていると感じることが多いです。

Pが一緒に過ごしていて楽

友人ともたまにMBTIの話をするのですが、プライベートで今も付き合いが続いてる人は圧倒的にPが多いです。私にMBTIを教えてくれた友人はISTPだし、ISFPとESFPの友人とはいつも雑な遊びをしてます(とりあえず集合してそこで何するか考える(笑))
あと、自分で作った自分ルールが最高すぎて(NJ由来?)、他人のルールを押し付けられるとモヤっとします。だからルールがない生き方をしてる人の方が一緒にいて楽だし、INTPのパートナーが心地いいと感じるんだろうな。

16タイプで人間の全てが説明できるわけでは勿論ないですが、自分との違いを理解して他人を受容しやすくなるのがMBTIの良いところだと思います。

せっかく学び始めたので、これからも事例を集めて知見を深めていきます・・!



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