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Hiroshima

9月19日。秋晴れの一日。
推し(+α)の公演を観に行くために
夜明け前から車を出して広島へ。
推しの公演は16時からだったのだが、
その前に一度観てみたいと思っていた
『勝手に四国観光ガイド』の公演が11時からあった。
推しがいる公演は楽しいけど
観る方もつい力が入ってしまうものだが
推しがいないと客観的に観れる。
席も良かったからみんなからレスをもらえるし。
久しぶりの「箱推し」の楽しさを味わえた。

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思いやりと優しさと。

この公演ではあるメンバーの推しサイと団扇を振ってました。
でも、その子はたぶん、私の推しメンは違う子って知ってて。
目が合っても「お、おぅ」みたいな感じで素っ気なく。
『あなたの推しが大変な時なのに何やってんだよ!』
と言われてるような気がして。
その子なりの『思いやり』なんでしょう。

別の子は自分と違う推しサイと団扇振ってるのに
目が合うなり、笑顔で爆レス。
これは釣られそうになった。
公演中、客席にピンポイントでレス送りまくってた。
この子はこの子なりに
『とにかく来てくれたお客様に楽しんでもらおう!』
と思ったのでしょう。
この子なりの『優しさ』なんでしょう。

まだ10代の女の子なのに考えてることがすごくて。

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推しの笑顔が尊い。

そして16時から推しの公演。
アイドルヲタを始めて7年半。
数えきれないくらい公演やコンサートに入ったけど、
初めての最前センターで観る公演でした。

9月になってからいいことがなくて
始まる前は不安でいっぱい...。

でも開演してすぐ。
推しは私を見つけるとすぐに笑顔でレスをくれました。
それからも終演まで数えきれないくらいレスくれて。
笑顔でパフォーマンスする推しが何より尊かった。

『いま、ここを、自分自身がまず楽しむ』
推しが伝えてくれた。
自分の悩んでたことなんて小さかった。

推しのダンスは正直上手いとは言えない。
でもこの日の彼女は
1曲1曲、大切に、丁寧に演じていました。
ステージに立てることへの感謝を
不器用だけど精いっぱい伝えようとしていました。
みんなには伝わらないかもしれないけど
私には分かりました。
だってオーディション初日からずっと観て来た推しだから。

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ヲタ活生活ゴールの街。

私は今の推しが最後の推しと決めている。
年齢的にしんどくなってきた。
広島なら距離的、時間的にも何とか、という感じ。
広島でヲタ活は終わり。
アイドルファンは続けるだろうけど。
応援したい子、グループはある。
STU48にもいるし、
ずっと応援してきたSKE48にもいるし、
最近はTif de Debutの10人にも注目している。
アイドルを目指してがんばっている子もいる。
だけど生活のすべてを最優先すると言っても過言ではない
『推し』はいつもたった一人。
ただし私は『単推し』という言葉が好きではない。

昨日、推しと楽しい時間を過ごせたのも
ある子から『推しと自分自身を信じてね』
っていうメッセージをもらえたから。
他の子のがんばりを観て推しへのモチベを上げることもある。

推しが自分の世界の中心にいることは間違いない。
だけど『自分と推し』だけでは成り立たない世界でもある。
だから単推しなんて強い人間にはなれない。
そこにアイドルを応援することの難しさがあり
楽しさもある。

広島は私のヲタ活生活ゴールの街。
この街で笑顔でヲタ活を終えるんだ。

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