マガジンのカバー画像

クライミング上達マガジン

48
クライミングの上達方法や練習方法について発信していきます。
運営しているクリエイター

#リードクライミング

永久保存版!クリップの方法と注意点(無料記事)

クリップが必要なシーン最初に体験したクライミングが「トップロープクライミング」という方は多いと思います。特にクライミングジムでの体験だとトップロープクライミングは最もポピュラーな方法です。そんな最初の一歩から次のステップに進むとき必要になるのが、ロープを自分でカラビナにかけながら登る「リードクライミング」という方法です。 トップロープでは自分より上にロープがかかっていたのに対し、リードクライミングは自分より下にロープがあります。簡単に言えば「トップロープでは滑落はしないが

ボルダリングでは成果が出るのにリードでは成果が出ない現象とは?

運動において専門性を向上させるということは、別の視点から言えば、それ以外の運動は苦手になっていくということです。 あるスポーツ選手のオフトレとしてクライミングの指導をした時の話です。Aさんは常にどんな状況でも同じフォームを維持するために筋トレを重視していました。柔軟性も筋肉もバランスよく身についているけれどクライミングの簡単な動作は不得意です。理由は単純で、毎日の筋トレが習慣となって「高負荷にはこの動きで対応せよ」というシグナルが強く出過ぎるあまり、クライミングの簡単な動作

リードクライミングのクリップが苦手な人へ

トップロープとリードクライミングトップロープクライミングを始めてある程度慣れてくると、今度はリードクライミングに挑戦してみたくなります。 リードクライミングが出来るようになると、トップロープクライミングでは登ることができなかったオーバーハングがきついルートや、左右に蛇行するような複雑でテクニカルなルートにも挑戦できるようになります。 リードクライミングを始めるにあたってまず練習が必要なことは、ロープをクイックドローにかけるクリップと呼ばれる動作です。 クリップの最中は、

ルートのつくり方から見るオブザベーションのコツ

「リードクライミングのオブザベーションってどうやるの?」という人は結構多いんじゃないでしょうか。今回は、クライミングジムのリードクライミングに的を絞って、オブザベーションのコツを解説します。 スケールの大きなルートがある自然のロッククライミングでは全体を見通すことが出来ないためオブザベーションが出来ない環境に度々出くわしますが、クライミングジムでは高い確率でオブザベーションが出来ます。 そして、登る前にどれだけリアルな動きのイメージを構築できたのか?ということが直接オンサ

¥300