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介護施設の作業療法士です。ケアマネの資格もあります。 通所リハビリの管理者・リハビリ担…

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介護施設の作業療法士です。ケアマネの資格もあります。 通所リハビリの管理者・リハビリ担当、入所のリハビリ責任者をさせていただいてます。 リハビリ・筋トレ・サプリメント関係、読んだ本を自分のまとめのつもりで書いてます。また麻雀の戦術書なども読んでますので、対局があったら書きます。

最近の記事

情報の裏取りの注意点

「リハビリが大変で、リハビリをやめてほしい」 ある利用者様がこのようなことを言っていると相談員が話してきました。 相談員は 「今やっているリハビリの内容はこの利用者様には大変だと思う。筋力をつけるなどは諦めて、出来ることをした方がいい」と話してきました。 正直、私はリハビリの内容は検査結果を元に回数、負荷、時間を考えているため、この方にそこまで負担があったのかと大変驚きました。 また私が普段話をしていてもそんな様子も見られなかったため、信じられない気持ちの方が大きかっ

    • 仕事の取り組み

      本日も研修会に行って来ました。 午前中は基礎的な研修会を受講し、午後は別の研修会で司会者補助として参加させていただきました。 今日は二種類の研修会を受けさせていただいて、以前とは研修会に対する考え方がかなり変わってきている事を実感しました。 基礎的な研修会を受けて自分が新人だった頃を思い返しましたが、 「研修会に参加すれば明日からのリハビリの役に立つかもしれない」 「新しい知識を得て今後の役に立てよう」 と思い研修会を受けていました。 しかし実際はなかなか現場では活

      • ガス抜き

        今日は久しぶりに妻と飲みに行きました。 ここ最近、来年に向けての仕事の打ち合わせなどが多くなって来ているため外に出ることが増えてきています。 職場内の仕事でも外での仕事でも必ずやらないと注意している点があります。 「人の悪口は絶対に言わない」この点は本当に気を付けています。 明確な「○○さんは仕事が出来ない」と言った話だけでなく、「△△さんはなんかねぇ…」と言った曖昧な表現もしません。 特に曖昧な表現は聞き手の解釈によってどんな意味にも受け取られかねません。 そし

        • 任せること

          当事業所で通所リハビリを開始して一年が経過しました。 それまでは基本的には私が「何をするか」「どう進めるか」などを指示を出していましたが、最近は方針は示しフォローすることを伝えたあとは出来るだけ口を出さないようにしています。 初めはそれでも相談が多くありましたが、最近は私が直接関わる必要が少なくなってきました。 組織が方針に合わせて半分自動で回るようになってきているようです。 正直、この一年はこの組織作り・仕組み作りを考え続けた一年だと思います。 私自身、他の人に任

        情報の裏取りの注意点

          会議前日

          明日は大事な会議があります。 普段の職場を離れ、複数の職種の方々が集まっての会議になり、また明日の会議は今までの流れを変えて新しく会議を行うため、予想がつきにくい点が多くあります。 しかし、この変化をつけていくことはとても大切なことになります。 今まで、参加だけして特に発言をしない方、経験が長く強い発言権を持っている方、マイペースで会議の流れを考えない方などなど色々な展開がありましたが 今回は様々な方が参加して、多くの方に意見を求めていくような流れになっています。

          会議前日

          休日

          最近は土日も研修会などに参加させていただいていましたので、久しぶりに何もなくゆっくりと休めた休日になりました。 今日は天皇陛下の即位の儀がありましたが、以前ご利用者様が言っていたことを思い出しました。 「元号が令和に変わったけど、なんか令って冷みたいで冷たい感じがしてイヤだわ」 そして今年は、台風の影響による雨で水害が立て続けに起こっています。 そして今日、即位の儀の日も雨 今年も残すところ、約10週程になりましたが、これ以上何もなく、穏やかに年が過ぎていくことを祈

          介護保険の前提

          「リハビリの内容が変わって運動が大変」 「以前のようなゆったりした体操が良い」 今日、とあるケアマネージャーさんから利用者さんがこんなことを言っていたと聞きました。 その利用者さんの真意は図りかねますが、その意味合いによって対応が変わってきます。 ①体力的に運動がキツすぎる この意味合いの場合、過負荷になっているため運動量の調整が必要です。 ただし、筋力の維持向上にはある程度の負荷はどうしても必要です。 具体的には「運動開始時は話をしながら出来るが、しばらくすると汗

          介護保険の前提

          情報の早さ

          今日は研修会で車で片道3時間かけて行って来ました。 この研修会は今日だけでなく来月末と1月の末にも同様の研修会があり、特に1月の研修会は車で10分くらいの距離で開催されますのでそちらの方が参加しやすいのは確かです。 ガソリン代も高速代もかかりません。 しかし、同じセミナーが複数回開催の場合、可能な限り早いものを受けた方がよいです。それは情報を早く得ること大きさは計り知れないからです。 今回のセミナーも、今日受けたものを明日から当事業所で行かしていく事ができますが、1月

          情報の早さ

          インプット大全

          「学び効率が最大化するインプット大全 著者 樺沢紫苑」 いつもアウトプットの事ばかり書いている気がしますが、今回はインプットの話です。 いつも本を読んでいますが、もう少し効率良く学べないかを考えてこの本を手に取りました。 「この本は、今後も繰り返し読もう」 そう思える一冊です。 印象に残った内容としては、 ①AZ=予め前提 ②一回

          インプット大全

          新しい場所

          今日は普段関わっている事業所から離れた場所での会議に参加させていただきました。 普段、意識することが難しいことですが、 自分がいかに周りの人に支えられているかを実感いたしました。普段であれば細かくやりとりをしなくても、会議の方向性を何となくでも合わせられるのですが、 普段関わりのない方との会議になると細かい説明や打ち合わせをしないとなかなか方向性を合わせられず苦労しました。 普段からやりとりをして、周りの方々との関係を築いていくことがいかに大切か考えるきっかけになりま

          新しい場所

          不透明さと軋轢

          当事業所の介護職員と相談員とでやや衝突しているようです。 相談員は 「○○のように事業を進めていきたい」 「このような事業所でありたい」 と言うものが強くあるようですが、 介護職員さんは 「でも人員や業務時間を考えると厳しいのでは…」 「相談員は受け入れをすれば良いのかもしれないけど、実際にケアを行うのは私達介護職員だよね…」 と言った感じです。 理想と現実でぶつかっている感じです(笑) 私の考えでは、どちらも決して間違っていないと思います。 事業所展開を進める

          不透明さと軋轢

          たった1%のリーダーのコツ

          「99%の人がしていないたった1%のリーダーのコツ 著者 河野 英太郎」 今回はこちらの本を読ませていただきました。 何年か前に「99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ」を読みましたが、 どちらの本もとても読みやすいです。 例えば、「①メンバー選びのコツ A:異分子をいれる 解説〜〜〜」と言った形式ですべてまとめられていて読む方にストレスがないです。 しかし、時々、相反することが書いてあってそのボーダーが分かりにくい事があります。 それは 「任せる」の

          たった1%のリーダーのコツ

          GACKTの勝ち方

          「GACKTの勝ち方 著者 GACKT」 今回の本は知り合いから薦められたので読んでみました。一言、 「これは買って良かった!!」 と本当に思える一冊です。 タイトルからするとGACKTさんの自伝的な物かなぁと感じていました。 個人的には自伝的なものはあまり好きではありません。 特に外国の書籍を日本語に訳した物はそんなものが多い印象で、「トムは○○をして成功した。それは△△だからだ」と言うような物です。 しかし、ほとんどの場合、成功要因は1つや2つではなく多くの

          GACKTの勝ち方

          介護保険ー要介護1・2

          財務省は9日に「財政制度等審議会」の分科会を開催し、今後の社会保障制度改革について話し合いました。 介護保険の関連では、要介護1、2の高齢者を対象とした通所介護と訪問介護を市町村が運営する総合事業へ移すべきと主張。12月上旬にもまとめる提言に盛り込む方針を示しました。 特に訪問介護では、掃除や調理などが自立支援に繋がっていないと訴えたようです。 2021年度の制度改正を目指すようです つまりは、今までは介護保険から介護給付を頂いて通所介護や訪問介護を受けていた要介護1

          介護保険ー要介護1・2

          立ち上げ約一年

          10月に入り、通所リハビリを立ち上げて約一年が経過しました。 山あり谷あり… 本当に動きが多くあった一年間でした。 始めた頃は利用者様が来てくれるのか不安が大きかったものですが、今となっては利用者様の受け入れがいっぱいで断らざるを得ない状態にまでなりました。 また始めは週に一回で良いとおっしゃっていた利用者様が週に二回利用したいと回数を増やしてくださったり、 周りの方からのススメで利用を希望したとの話を聞くととても嬉しく思います。 しかし最近は、利用者様が増えてき

          立ち上げ約一年

          利用者様とご家族

          先日に引き続き利用者様とご家族の話し 今回は熱心過ぎるご家族で、利用者様は2~3種の事業所を利用され、ほぼ毎日リハビリに通われています。 始めは利用者様も、「頑張ってリハビリしないとね」と話されていましたが、最近は疲労が強く見られるようになり、「毎日はしんどい」と話されるようになりました。 私自身が行う筋トレも行う部位を2つに分けて、それぞれを週に2回。つまり合計で週に4回で筋トレをしています。 それにも関わらずご高齢の利用者様が毎日となれば筋力がつくどころか疲弊して

          利用者様とご家族