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【ライター修業】紹介するんじゃなくて、推す!!

ライターとしてもう一段も二段もステップアップしたいと考え、ライター・コラムニストの佐藤友美(さとゆみ)さんが主宰する「さとゆみビジネスライティングゼミ」を受講している。

いまは全12回の7回目までを終えたところなのだけれど、自分自身が急激に変化しているのが分かる。

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2回目のゼミで「推しについて書く」ということを学んだ。

すべての原稿を、推しを語る時と同じ熱量で書く
その日から、そうありたいと思っている。まだまだ頭と手で書いてしまうことも多いのだけど、ちょっとずつ体温高めの原稿を書けるようにもなってきている気がする。

その中でも、Real Soundのコラムはダイレクトに熱をぶつけられる場なので、過剰に力が入っている。以下の2本は”Afterさとゆみ”な原稿なのだけど、かなり熱苦しい。

この2本の直前に書いたのが尾上松也さんの記事なのだけど、この記事と比較してみると違いがはっきりと分かる。これはこれでその時の全力で書いてはいるんだけど、低体温だよね。その原因は、「推す」じゃなく、「紹介する」でとどまっているから。

ただ問題もあって。原稿を書くのに以前の10倍くらい時間がかかっている。

ライターは対象を推せる、愛せるまで調べる。推せるところを見つけられるまではパソコンに向かわないという強い意志を持ってライターをやっていきましょう」というさとゆみさんの金言を実行しているから、パソコンに向かうまでが長い。

『大奥』の時は、原作漫画を読み直し、堀田真由さんの作品は既に見たものも含めて配信で見られるものは片っ端から見た。『いとしのニーナ』にいたってはBGMのように鬼リピ。

これらの時間を原稿作成に含めると、時給は1円にも満たない。小数点以下何桁ですかって世界。(「漫画を読んで、ドラマや映画を見るのが仕事??」って言われると辛いんですけど)

完全な赤字なのだけど、(自己)満足感は相当に高い。熱を込められたという手応えがあるから。

「めちゃくちゃ真由ちゃんがすきなことが伝わってくる」。SNSでこのコメントを見つけた時は、「あー、伝わったんだ!!」って感激した。プライスレス!

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あとね、推しを書くことを学んで良かったなと思うのは、私には意外と推したいものがたくさんあることに気が付けたこと。今まで何かに深くハマったこともなく、推し活とも無縁で、すべてに対して低体温だった(と思っていた)。ゼミで推しを5分で紹介しあうというグループワークをやったのだけど、推しを何にするかが最後まで決まらなかった。

でも推し原稿を書くという課題に取り組んでみたら、「そうそう、私これ好きだった!」というものがどんどん沸いて出てきた。自分でも忘れていたような、好きなもの、伝えたいことが。たぶん、自分の中の推しに対する解像度が上がったんだよね。

みたいな感じで、さとゆみゼミに参加して、自分の中でさまざまな革命が起こっております。

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原稿には書ききれなかったんですけど、せっかくなので堀田真由さんの推しポイントもう少し語っていいですか。

彼女はとにかく声がいい!綿あめのように、ふわふわっとやわらかくて甘さもあるって心地いいんだけど、芯が通っていて明瞭。で、それが彼女の“ツンデレ”演技を支える一つの要因になっている。

あと、堀田さんは、事務所の先輩でもある吉高由里子さんと似ていると思う。吉高さんって、ドラマファンの間では共演した相手役を魅力的に見せるとよく言われるんだけど、それは堀田さんにも共通する部分だと思うんですよね。

『大奥』の有功役の福士蒼汰さんは言わずもがな。『いとしのニーナ』の厚志役・岡田健史あらため水上恒司さんも、『MIU404』とほぼ同じ時期だったのだけど、九重とは違って、青々としていて、ヘタレっぷりが最高だった。

『サロガシー』の同僚・田村健太郎さんも、『クロステイル 〜探偵教室〜』の鈴鹿央士さんも。もちろん皆さん素晴らしい俳優さんだし、堀田さんよりも経験がある方も多いので、吉高さんと向井理さん、柄本佑さん、松下洸平さんとのケースとはちょっと違うのかもですけど、何か通じるものがある気がするんです。ここは引き続き研究したいところ。

キリがないので、今日はここまで。またね🌸

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