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#デジタルアーツ『ネブニャン』はこうして産まれた。by Shanxi's blog of 'note'.#42.

これは少し前の『天文手帳』です。

掲載されている天体の写真は、

『キャッツアイ・ネブラ』です。

私*(注)は若いとき、『天体少年』でした。

カメラとレンズと三脚を持って、真冬の最中に大好きな『オリオン座』を追いかけていた。

*(注)本文中の第一人称の主語は内容に応じて敢えて変えてあります。
(感動を皆さんにお伝えする為にです。)

🧢🐻📸🔭 ✨☆🌟★🌌

そこは人が一人もいない標高1000mを越える高い山。

街灯も無く、民家も、商店の灯りも無い。

夜中。

都会の中では決して観ることの無い星。

満点の星空を僕は見上げて、

三脚を固定し、カメラを仕掛け、一眼レフの窓を開放して秒を計ってはシャッターを切っていた。

それは、長時間そうしていたので

体が冷えきってガタガタ・ブルブル震えだした。

『低体温症状』が現れてきたのだ。

辛うじてホカロンだけが救いだった。

もう、帰ろうか。

今日もまたオリオン座の流星に会えなかった。

星座の写真は幾つも撮ったのだし。

満点の星空も観られた。

その時、もう一枚だけ星座を撮そうと

僕は星少年の心の虫が動いた。

その時。

僕が満点の星空のオリオン座の場所で観たものは、、、。

僕は慌てて、無我夢中でシャッターを切った。

それは、私が実際に観たことのあるあの『火球』(『かきゅう』*(注1)と言うモノでも無く、普通のあっという間に消えてしまう『流れ星』でもなかった。

*(注1)私が観た『火球』は、後に、気象庁が私に紹介してくださった『火球掲示板』と言う民間団体が運営しているサイトがあります。

そこで私が観たそれを『日付、時間、方向』を投稿者のツイート文と見比べて照合していくと、私のと合致しました。

つまり、その同じ頃、私はやはりそれ『火球』を見ていたのです。

しかし、その日に私が観た『流れ星の炸裂』は、それとはまるで違っていました。

何と言う尾の長さ!

何と言う秒の長さ!

僕の目の前のそれはまるでスローモーションのようでした。

突然現れたそれは長い尾を引いて光が変わることも無く流れた後一瞬の間に三方に炸裂したのです。

それはオリオン座の近くでしたから、
そこへと差し掛かったいわゆる『オリオン座流星群』では無いかと思いました。

放射点はそこでは無いのです。
その時にはまだ天体観測手帳も天文手帳も天文年鑑の存在も知りませんでした。
星座早見版しか持ってはいなかったのです。

僕は、それを観て感動の余り、その時、震えていたのです。

そして、後日。

ISO (ASA)(1300-1600)の高感度のフィルムの『現像が出来た』との連絡を写真店から受けて僕は戴きに行った。

帰宅してそれを丹念に見ると、

僕は二度目震えが有った。

間違いない!

あの感動は、僕の勘違いでも無ければ

夢を見ていたのでも

星の熱に浮かされていたのでも無かったのだ。

僕の目の前の現像された写真の中に、たった一枚だけ僕へのご褒美が有った。

あの流れ星がオリオン座の位置で三方炸裂して写っていたのだ。

現像出来るまでは確証出来ない当時のアナログ写真。

議論の的に成ったほどだ。

知っていると言う人は盛んに僕に流星の流れ方を力説するのだ。

僕が観たのはそれでは無いと何度言っても、彼はそれを信じなかった。

その内、彼は相対的真理を唱え出した。

つまり、真実ではなくて、『真理』が2つも3つも同時に同一次元上に存在すると言うのだ。

それでは、『真理』では無く『真実』と言うのでは無いかと僕は食い下がった。

僕の観たものにケチが着いたのだ。

物事を知っていると言う人は、自分の説だけがONLY ONEなのだ。

かつての昔の有名な学者の主張とおなじだ。

今では、それは両方太陽から出ている。

いや、その他にも出ていると言うのに、当時は譲ることは無かったと言う。

現代でも1%未満の脳が発見したことを『絶対』としている。

同じ傾向があるのだ。

何千年経っても。

そして、ずっと後日。

僕が他社のblogを始めた初期の方で
僕はその写真に物語を付けて3か国語でKakao storyに載せてみた。

英語と韓国語と日本語でです。

そしたら、
それは皆の眼に触れ、

一晩で一気に

『いいね!』『いいね!』

となり、

60名を越えたのでした。

僕のカメラ好きはスマホに移った。

ずっとずっとカメラと被写体を愛すること。

愛してさえいれば、

僕が頑張らなくても、

カメラと被写体が僕に決定的なチャンスを与えてくれていることが今まで多々有った。

それは、体験したことの無い人には

『信じられない!』
『そんなバカな!』

としか言う言葉しか口には出てこない。

それも僕は知った。

僕のスマホ時代の中で傑作の1枚の写真は

ビデオで撮していた時だった。

お昼時間の仕事休みの時、

早めに食べ終わった僕は目の前に蟻が歩いていることに眼を留めた。

この暑いのに蟻も働いてばかりでさぞ辛かろう。

そう思い、

自分のおにぎりの小粒を1つ、2つとあげてみた。

鮭の小砕けもあげた。

抜かりは無い。

それをビデオに写す為だ。

大きな蟻は、体の割りに小さな甘蟻には弱い。

小さいものは集団で行動する。

大きな蟻は比較的一匹で単独行動する。

小さな蟻に囲まれた蟻でも抜け出せない。

取り囲まれて噛み殺されてしまう。

蜂と蜜蜂との戦いに似ている。

僕はそのビデオ越しに蟻たちの行動を見ていた。

大きな蟻は草を利用して上から下の餌に近づいて、草を垂らしてその餌に近づく作戦を知っていた。

上からいち速く餌を拐って草を伝い他の場所へと逃げるのだ。

小さな蟻たちは地上であれよ、あれよとしている間に餌はかっ拐われたのだ。

スピードの速い大きな蟻でも、小さな蟻たちに出くわすとその逃げ足の速いこと。

関わりになりたくないのだ。

まるで吹っ飛ぶような勢いで逃げていく。

さて、家に帰った僕はそのビデオを分析して楽しんだ。

肉眼では決して見えない、ビデオの連続の世界。

私たちの小間切れの繋ぎ合わせた映像では脳裏に残らない『1枚』をまた、僕へのプレゼントとして記録してくれていたのだった。

僕がそこに見つけたとびきりの『1枚』。

それは、一粒の米に群がる小さな蟻たちが動くことで作り出す奇跡。

蟻の脚が人の唇の裂け目となり、地面のコンクリートの小さな小石の粒が人の鼻となり、眼を瞑った横顔の人の顔に成って描かれている。

それは正しく

私の満足そうな横顔の芸術作品だった。

世界で二枚とは無い写真。

それをやすやすとは見せられない。

これも興味のおありの方は上述の私のblogまで。

そこには掲載してあります。
また、その紹介写真はFacebookにも1枚だけのクリップ写真が貼り付けられてあります。

アナログ一眼レフであっても、スマホであっても、決して引け目は撮りません。

私たちの眼の研究により産み出されたカメラとレンズであっても、私たちが観る世界は残像の断片の接続を頭の中では連続として受け止めています。

あの流星の炸裂も、蟻の芸術作品の私の横顔も私たちの眼にはそれを制止画像には決して出来ません。

私たちの素晴らしくも不完全な眼が見えないからと言って

それを否定することも、『無かったこと』と述べて一笑に伏すことも不可能です。

私たちが出来ないことを埋め合わせてくれるもの。

それはデジタルの力と能力に他なりません。

#『天体少女』ネブニャンはこうして産まれた。

このネブニャンと言うのは、私がデジタル処理して産み出したあの『キャッツアイ』(ネブラ)(元写真NASA)から採られたキャラクターです。

今回、掲載するのは新たに作り変えた第2番目のネブニャンです。

第一番目は、上述のKakao storyには詳しく掲載されており、Facebookには紹介作品のクリップが載せてあります。

ネブニャンの『キャッツアイ』には家族がいます。

『猫目家』の家族構成。

・ネブパパ。
・ネブママ。
今でも二人はラブラブです。
喧嘩はしたことがありません。
互いに互いをレスペクトしあっています。


・長女 ネブニャンはファッションモデル。

この地球に光の電車に乗って仕事に来ています。

それは、友達である私しか正体を知りません。

私だけには、ネブニャンのお仕事の時の様々な服を見せて貰えました。


地上では人間の顔をしていて、言葉もその地域の言語を使いこなしています。

・長男 ネブルンは天体学者。

宇宙では『ニャビンチコード』の研究で有名です。

・次男 ネブちゃんは何でも好奇心旺盛なまだ小さな子ども。

それでも謎解き大好き、推理力とあり、お姉さんが地球に密かに来ていることを推測して知っています。

それを彼は、光の電車の方角とスピードから計算してお姉さんの行く所を割り出しました。

ネブちゃんは小さいけど末恐ろしい天才少年です。

そう言う設定です。

『あの地球へ行こう!』

下の写真が、第1番目デジタルアーツの猫目家の家族のキャラクターです。

#ネブニャンの詩

流れ星🌠の様に

光の電車に乗って

この地球にやって来た。

私たちが知らない内に

宇宙の夢を描かせた。

遥か昔のギリシャの時に

絵画を描いて説明させた。

『猫座』だけが抜け落ちた。

✨🐈️✨

他の動物たちはいるのに。

それで悄気ていたら

もっともっと遠い天体に『猫座』に替わる『猫目銀河』が有った。

🐱👀

そこからネブニャンの家族は地球を観に来た。

一番気に入ってくれたのがネブニャン。

何度も何度も地球にやってくる。

そうだ、ここでお仕事しよう!

🌠🚃💨🌠

光の電車に乗って

毎回毎回地球へやってくる。

誰にも知られず

誰にも分からず

姿も形も話し方も変えて。

私はここでファッションモデルをしています。

©️Photo/story/Coments/Shanxi.13 November 2019.#42.『ネブニャンはこうして産まれた。』
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