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妊娠41週1日目、誘発分娩でのスーパー安産

2024年2月13日に誘発分娩にて第一子となる女の子を無事出産しました👶
母子ともに生きてこの世に生むことが出来て本当によかった…!

メモを取りながら陣痛に耐えていたのですが、
途中からはさすがに無理でしたので記憶を頼りにレポしたいと思います。
自分のためにも細かく書いているのでとても長いです。
そしてなるべく赤裸々に綴りますので汚い話も出てきます。悪しからず。

予定日一週間超過、自然陣痛来ず

結局予定日を一週間過ぎても我が子はお腹の中で居心地良く過ごしていたようで、陣痛は来なかった。
ということで41週と1日で、誘発分娩のため入院となりました。

前日までの3連休にたくさん歩いたし運動もしたんだけどなあ。
でもおかげで甘いものや揚げ物を結構好き放題食べたけど体重は増えずに済んだ。

まず朝に通常通りの妊婦健診の流れでNSTをやって血圧体重を測り、尿検査。
尿検査の存在をすっかり忘れて朝食にパン屋さんで入院を頑張るために買ってしまった甘いパン(クロワッサンと塩クッキーパン)を食べたけど、
先にいつも通りキャベツの千切りを食べていたおかげか尿糖もマイナスでほっとした。

内診するも、子宮口の開きは指一本分程度。
そして赤ちゃんの向きが肛門側を向いていないと出てこられないらしいが、
私の子はまだ反対側を向いているので出てこられない状態とのことだった。

検査を終えて病室に案内される頃には12時になりかけていて、ここで午前休をとってくれていた夫は仕事へ行くため一旦バイバイ。


41週1日目 正午頃 入院・点滴開始

誘発のための点滴を始める前にお昼ご飯が出た。カレー!
でも点滴で戻す人もいるので食べるのは半分の量だけにしておいてねと指示された。
とても美味しかったのに残すの忍びない、、

乗っていたのは鮭の揚げ物だった

ご飯を食べると午前はなかったお腹のしっかりした張りがあった。
生理痛みたいな痛みもある。
どうやらこれが陣痛だったらしい!笑
なのですぐ波に乗るんじゃないかということで個室ではなく分娩室の端のベッドでNSTをしながら点滴することになる。

前日に誘発分娩についてYouTubeで調べて最初はラミナリアを使って子宮口を開かせるのかと思っていたけど、
私はいきなり促進剤の点滴だった。

最初に3回くらい良い張りの波があったけどその後遠のいてしまった。
点滴は13時くらいから10の値で始めて、
徐々に上げていき14時半くらいから25で進めている。
さっきまでより生理痛が重くなった感じで時々痛い。けど全然耐えれるレベル。
その後、一旦点滴レベルを20に戻して様子見となった。


15時半 波に乗る陣痛

15時半ごろから、4・5分間隔で規則的に陣痛が来るようになる。
痛みの感じは生理痛の締めつけ強いバージョンという感覚。
普段大して生理痛は重くない人なので普段とは比べ物にならない痛みだけど、
一度来たら休憩時間もあったので耐えられていた。
色んな人のレポを見て陣痛中はほったらかされると思っていたけど助産師さんが一人ずっと横についていてくれて、話し相手になったりしてくれていたのがすごくありがたかった。
猫好きらしく、とっちゃんの話をたくさんしたり写真を見せて盛り上がったりした。笑

この辺で子宮口の状態を確認したんだったかいつだったか記憶が曖昧だけど、
一旦見てみるもまだ2センチ程度。

旦那とのLINEによると、16時半くらいから痛みが一段階ギアを上げてきていたみたいで、
多分点滴のスタンドにしがみつき始めていたのがこの頃。
でも痛い〜くらいの言葉の発し方くらいで済んでた。
しかし、体力がどんどん削られていくのはわかりこれが続くのはかなりしんどいと察する。

子宮口はさっき見た時まだ全然で、
痛みがお腹から腰に移ったりお尻に便意を感じたらまた確認しようとなった。
この時は生まれるの日付越えないといいね、と言われていたので、
旦那には晩ごはん食べてからくればいいと伝えていた。

17時くらいになるとまた痛くなってきていて、
多分痛み感覚も狭まってきていた。
2・3分間隔くらい。
旦那にはまだいいとLINEしていたけど、実は早く来てほしいと思っていた。笑
でも逆に旦那がいなかったから強い気持ちで痛みに耐えられていたんだとも思う。
来てくれていたら甘えてしまって自分が弱くなっていただろう。

なんとか横向きで寝ながら点滴スタンドを掴み机をトントン叩いて痛みに耐えていた。
叫んではいない。
付き添いの助産師さんが腰をさすってくれる。

かなり痛くなってきていたので17時半になると辛い、食べたらすぐ来てと旦那にLINEしていた。
その後すぐに先生が来るので一旦内診しようとなり、ちょうどその頃お尻に便意を感じた。

内診すると、なんと子宮口がもう8センチくらい開いていた。そりゃ痛いわ!!笑
一気に進んだね!と沸き立つ分娩室。

旦那間に合わないんじゃない?!と思い助産師さんに確認して遂に早くきて!!と電話をかける。
旦那が電話に出ると客先から家に直帰したところだったらしくとっちゃんの「にゃん!」という可愛すぎる甲高い声が聞こえる。
その瞬間、私の涙腺が崩壊する。笑
助産師さんに心配される。笑


17時半過ぎ 分娩台に移動、超スピード出産

その電話の後痛くない時に立ち上がって分娩台に移動しましょうと言われる。
え、もう生まれるの…?ていうか痛くて立てるのか…?と思うものの、
あ、今しかないと思うチャンスタイムがありなんとか立ち上がって移動。
さっきまで横向きに寝て耐えていたけど、
仰向けになってと言われ仰向けで痛みが来るのが私はかなり辛かった。

そして当たり前だけど足をだいぶ広げなきゃいけないのがこれまたかなり辛い。
ヨガを毎日してきて開脚して腰を落とすポーズがあってそれと同じだ!とは思ったけど、
それより全然辛い。

汚い話になるけれど、それからは痛みもだけど尿意と便意との闘いであった。笑
尿は出る前になんとか管を通してとってもらった。
便はまあ出た。笑 旦那到着前でよかった。笑

それからもしばらく痛みに耐えていて子宮口9センチとか聞こえてくる。
旦那、まだ来てない。本当に間に合わないんじゃないかと思っているとやっと到着。
多分18時くらい。
声かけにあまり応じれなかったけどとりあえず手を握る。

まだ破水してないと言われ気が遠くなりそうだったけど感覚もないままそのうち破水して、
あと少しで産める気がしてくる。

痛みもピークに来ていて波が来ると痛い痛い痛い!と言わずにはいられない。
でも、よく聞く腰を砕かれるとかダンプカーでどうとかそういう想像していたやつより大したことない。
むしろ便意がきていて体が勝手にいきみだすのにいきんではいけないと言われどうやってそれを我慢したらいいかわからずパニックになっていた。
必死にいきみ、痛み逃しのための吐く呼吸はしている。
赤ちゃんに酸素を届けるため深呼吸!と言われてももはや深呼吸のやり方がわからないくらい混乱していた。

先生にいきむときは目を開けて赤ちゃんが出てくる方を見て!と言われ
YouTubeで散々勉強したやつをやっと思い出し、やっと言われた通りにできた。
そしてパニックになりながら呼吸を続けていると遂に頭出てきたよ!と声をかけられる。
そこで見えた頭を確認して真っ先に思う、めっちゃ髪生えてるな?!

次、痛くないときいきんで!と言われるも、
ずっと痛い気がしているし引き続き体が勝手にいきんでしまっている。
先生に今痛くないでしょ?と言われるも
痛いのか痛くないのかわかんない!と答えたことを覚えている。笑

そしてその時が訪れ、ぐぐっといきむ。
赤ちゃんが出る!!
私つぶやく、「あったか…」
そう、赤ちゃんが通過した瞬間その出口が体温で温かく感じた。
女の子ですよと言われてほっとする。
旦那は生まれた!生まれたよ!と後ろで泣いていた。
私は涙は出ず、産声や五体満足を確認し、
「つかれた…」とずっと呟いていた。
18時25分のことだった。


出産後の処置、母子対面、個室へ移動

赤ちゃんが出た後は忘れていたけど胎盤を出す処置が始まった。
噂に聞いていた通りお腹をぐっぐっと押さえつけられ、痛いがまあ赤ちゃんが無事に出たのでわりとどうでもいい。
そして会陰切開したのでその縫合。
これはけっこう痛くて痛い!と言ってしまった。
麻酔を追加してもらい少し離れたところで体をきれいにしてもらっている娘を横目に耐える。
私の方を見つめている。
まあ股が裂けたことも娘が無事なのでどうでもいい。
しかしずっと開きっぱなしの足がめちゃくちゃしんどい。

そしてしばらくするとやっと娘が私の元に運ばれてきて横に寝かせてもらい触れることができた。
ここで私もやっと涙が溢れてきた。本当にかわいい。
無事に生まれてきてくれて本当に良かった。

2時間分娩室で待機すると個室へ移動するが、
歩こうとしたけど歩けなくてキャスター付きの椅子に座らされ押して運んでもらった。
個室で晩ごはんを待つ間に親に電話したが、
話しながらぜえぜえ言っていた。
出産は本当に半端なくエネルギーを使うことがわかった。


出産を終えて

今のところ最初で最後の予定になる出産を終え、
当日の朝までは自然に陣痛が来ず誘発分娩になってしまって落ち込んでいたけど、
結果的に私は誘発してもらえて良かったと思っています。

前日はYouTubeで誘発分娩について知識を入れたところ
自然の陣痛より痛いとか、何日もかかる場合やそれでも出産に至らず帝王切開になるとかの情報を知って、
実は怖くなって大泣きしたりしていたんですが
私はラッキーなことにラミナリアも回避し
点滴開始からわりとすぐ陣痛が波に乗って
たった3時間で娘を産むことができました。
自然だったらあり得なかっただろうな…。

痛みも自分の想像よりは全然耐えられるものだったので(個人的には卵管造影検査の痛みの方がずっと嫌だった)、
時間的にもトータルして一般的な出産の10分の1くらいの苦しみで済んだんじゃないかと思っています。

それでもやっぱりものすごい経験をしたなあという気持ちです。

あっという間に終わりすぎて夢だったみたいな気もするけど
今確かに私の隣には可愛い娘がいます。

私たちの元に来てくれてありがとう。
大変なのはこれからだけど、大切に大切に愛していきたいです。

今後はどれくらいの頻度になるかわからないけど育児の記録をnoteに残していきたいと思っています。
よろしくお願い致します。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

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