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もしも 歯を失ったらどのようにするのか?

練馬区最南端にある歯医者 吉祥寺壱番館歯科医院です。

目立ちにくい歯並びの矯正治療を行っています。

歯医者さんってどんなところ?

歯に関する治療をするところです。

歯を失ったらどうなるのか?

どんなことをするのか?

少しお話してみます。

基本的なお話をしてみましょう

基本のお話

★歯を失うとどうなるの!

もしも虫歯や歯周病、事故などで歯を失ってしまったら…。

抜けた歯の部分をそのまま放置しておいてはいけません。

歯列はラグビーのスクラムのように互いに支え合っているので、歯が抜けたところに隣の歯が倒れてきたり、反対側の歯が出てきたり、全体の歯並びが崩れてしまい様々なトラブルを招く恐れがあります。

また、歯は歯槽骨に支えられており、顎の骨は歯から噛む力を受けることで高さと幅を維持しています。歯が抜けて噛む刺激が伝わらなくなると、やがて骨が吸収され顎の骨まで痩せてしまいます。

これが何年かすると入れ歯が合わなくなる原因の一つです。

★治療法その1:ブリッジ

ブリッジは、失った歯の両隣の歯を小さく削り、その歯を土台にして何本かつないだ人工の歯を固定する方法です。

ブリッジにするには両隣に健康な歯があることが条件です。

固定式で違和感がなく見た目も自然ですが、デメリットは健康な歯を小さく削ること、人工歯の部分が不潔になりやすいこと、支台歯が大きな荷重をうけるため、やがて抜けてしまう危険があることです。

★治療法その2:いれ歯

いれ歯は、抜けた歯が1本でも飛び飛びでも、条件に合わせて作ることが出来ます。また、周りの歯を傷つけることなく製作することができます。デメリットは、噛む力が健康な時の20%~40%に低下してしまうこと、部分いれ歯はバネをつける箇所を削るため、そこが虫歯になりやすいこと、バネが目立つこと、臭いがすること、食後に外して掃除しなければならないことです。

自費では、他人に気付かれにくい金具を使わないハイブリッドデンチャーや、しっかり固定できるマグネット式義歯、食べ物の温度が分かる金属床義歯など高性能な自然感のある義歯をお選びいただけます。

★治療法その3:インプラント

歯を失った部分のあごの骨に、チタンで作った人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を固定する方法です。

人工歯根は骨と一体化するため違和感がなく、見た目も自然で、噛む力も健康なときとほぼ同等に回復します。

ネジのような形をしていますが決してネジ込んでいるわけではありません。

あごの骨に接触する面積を広く確保するためにネジのような形態をしているのです。インプラントのデメリットは手術が必要なこと、天然歯と同様に歯周病(インプラント周囲炎)になるため、丁寧な歯磨きと定期的なメンテナンスが必要なことです。

残念ながらヘビースモーカーや重度の歯周病の方、骨粗しょう症の方はインプラントができません。

また、重度の歯ぎしりのある方はインプラントの寿命を短くしてしまいますのでマウスピースの装着が必須になる場合もあります。

今回は、もしも歯を失ってしまったら、ということで治療方法を紹介しました。

虫歯や歯周病で大切な歯を失うことがないように日頃から予防を心がけましょう!

練馬区立野町にある吉祥寺壱番館歯科医院では、歯列矯正のみではなく一般歯科治療も先制医療の一環と考えております。


むし歯の罹患、歯周病の罹患、咀嚼障害等はすべて健康寿命を短くする原因の一つと考えられています。

歯列矯正を行うことにより、清掃性の向上、咀嚼障害の改善、発音障害の予防・改善をうながします。

噛む回数の減少による、顎発育不良、不良嚥下癖、舌癖(舌の突き出し癖に起因する開咬、口呼吸癖など健康寿命の促進にメリットとなることは全くないと思われます。

つづく

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