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飲食店未来学<24年予測>5/10:本物の食品と代替食品が両立・二極化する時代 

 あなたは国や県が、食品の値上がり対策をとると言っていることに安心していませんか。値上がりを止める、緩和することはたぶんできません。

 年初からあなたを驚かすことはしませんが、
食材の値上がり率が収まっても仕入値が下がるという意味ではありません。
まさに「高値安定」して、今後もじわじわと仕入価格が上がり続けます。
 

<主な原因>
原因は気球温暖化に起因する食糧の不出来(品不足➡高騰)
人口増による需要の拡大(品不足➡高騰)
生産コスト(牛豚鶏・魚の餌や資材など)の上昇(コストアップ➡高騰)

 昨年度に買えた食材が、今年も恐らく5%~10%は今年も値上がりするでしょう。(わずか1年余りで、適正利益確保の仕組みはできていないと判断しています。
零細企業まで変わるためには、3年~5年かかると予測。

これらが及ぼす影響を受けた飲食業の世界は、

🍓高額を払えば本物の料理が食べられるし、
そうでなければ代替料理を食べる二極化時代が始まる

 令和6年は、この入り口の年と思います。
ずっと昔の時代に、池田総理大臣が「貧乏人は麦を喰え」といった言葉が
思い出されますが、
現代風に置きかえると、貧乏人は代替え食品を喰えという時代になりつつ
あるようです。
 またお金があっても、動物性たんぱく質が食べられない人が、大豆ミート食品を食べる時代になっていますね。
地球の温暖化を抑えるためにも牛肉生産はコントロールされるべきです。
牛肉は飼料コストがかかり、牛のゲップで二酸化炭素が増え続けています。

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