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アート展示の記録

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アート展示を観た感想を綴ります。絵画、写真、立体など。
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記事一覧

諏訪敦「眼窩裏の火事」(府中市美術館)の感想

昨年末、府中市美術館を訪れた際に展示の予告を見て以来、観に行きたいと思っていた展示がこち…

S. Miyata
1年前
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2022年に見た美術展の感想

昨年見た美術展を振り返り、感想を綴る。 展示のジャンルは絵画、写真、立体、工芸品など何で…

S. Miyata
1年前
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フランク・ステラの「トムリンソン・コート・パーク」、衝撃的に良かったな。目が全部指先になったような感覚で眼球動かしてた。執拗に繰り返される線一本一本ににじみ出る脈動感がすごい。あの部屋だけ壁からも重力働いてた

S. Miyata
2年前

フィン・ユール展は良かった、忘れないうちに写真だけうp
全体的にそれ以前より華奢で骨っぽさがあるフレームの椅子が多いんだけど、細部に至るまで神経が行き届いてる造形で細かいところを観察するのが楽しかった

S. Miyata
1年前
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東京都写真美術館「見るは触れる 日本の新進作家 vol. 19」の感想(前編)

東京都写真美術館の今年の新進作家展の感想を綴る。 昨年は入場してすぐに吉田志穂さんのイン…

S. Miyata
1年前
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特別展「佐伯祐三-自画像としての風景」 (東京ステーションギャラリー)の感想

新年最初の展示はこちらから。 セルフポートレイトから始まり、作者にとって見慣れた下落合の…

S. Miyata
1年前
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小見山峻写真展「call, overhaul, and roll」の感想

きょうの午前中にぼんやり IMA を読んでいて目に留まり、午後に早速覗いてきたのがこの展示。 作者が昨年の春にバイクを駆けて北の大地に向かう途上で撮られた写真たち。ロードサイドで撮られたストリートスナップの数々が並ぶ展示。 ひと目見ると発作的に撮ったように感じられるが、よく見ると構図が幾何学的に厳密で、絵画のような調和を感じる写真が多かった。キャプションの旅行記(?)を読むと、トラブルにも見舞われながらの強行スケジュールで、現地の人々との触れ合いなどもあったようだが、そう