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雨の日の撮影のはなし

大分寒くなってきた中でゲリラ豪雨とか季節感のないワードが出ますがご了承下さい。下書き書いて忘れてました。(恥)
ここ最近、夏の撮影ではゲリラ豪雨に遭遇してビショ濡れになることが多いです。サッカーも競馬も基本的に雨で開催が中止されることはないです。(台風で中止や雷で中断はありますが)なので、雨の日の撮影は準備が大事になってきます。

雨の日の撮影に持っていくもの

・カメラ用のレインカバー
・自分用のレインコート上下
・カメラバッグのレインカバー
・タオル
・ビニール袋
・着替え
・レインシューズ
・コンタクトレンズ
これくらいは用意しています。
これだけでも結構な荷物ですよね...

レインカバーの準備はいつするのが正解?

カメラのレインカバーの準備、いつするのが良いのか?
雨が降り始める前が良いのは確かですが、レインカバーを付けていると
撮影の時に邪魔になることもあり、できる限りストレスのかからないようにしたいというのが本音です。
なので、サッカーであれば前半、後半の間の雨雲レーダーなどを参考にしながら装着を判断しています。
競馬だとレースのタイミング毎に取り付ける時間があるので、天候を見ながら準備しています。

レインコートはどうする?

春や秋なら、上に羽織るだけのレインウェアを着て雨に備えられるのですが
夏場の撮影ではできる限り重ね着は避けたいところです。
ただ、試合中に着替えるのは周りのカメラマンへの迷惑になったり、何より着替えてる瞬間にも撮影チャンスがくることも考えられるので、そうならないように試合前やハーフタイムに準備します。

荷物を濡らさないために

カメラを濡らさない準備や、自分を守る準備はもちろん大事なのですが、もう一つ大事なのは自分の荷物を濡らさないことです。
カメラバッグやパソコンを濡らしてしまうと本当に大変!
その為に大きめのビニール袋を用意して、カメラバッグやリュックを入れて雨が入らないようにしています。出来るだけ濡れないようにしたカメラ機材も、びしょ濡れのカメラバッグに入れて帰るのはナンセンス。
ビニール袋さえあればカメラのレインカバー忘れてもなんとかなるので、とりあえず5枚くらいビニール袋をカバンに忍ばせます。

ここまで準備したらあとは撮影を楽しむ

カメラを壊さないための準備。自分の体を壊さないための準備。そして帰る時に困らないための準備を済ませたら、あとは撮影を楽しむのみ。
基本的に、ゲリラ豪雨みたいな状況って年に数回しか撮影チャンスはありません。ならばその強烈な雨の中で輝く被写体を撮影するのみ。
雨粒を写し止めるならばシャッタースピードは早めに。雨粒の流れを表現するならばシャッタースピードを遅めに。被写体の動きも含めて、どこが自分の求めるところなのか頭をフル回転させながら撮る。
背面液晶の確認もほとんど出来ない状況なら、今までの自分の経験を信じて撮る。
悪天候の中だけど集中して撮れるから、ハマった写真が撮れる。
実際にこの夏撮影した写真も、雨の良さを活かしたものを撮れました。

こんな感じで雨だからこその瞬間もいいよね!ってなりませんか?
毎回続くとしんどいけど、たまには悪天候の中で撮影したくなります。


冬の風物詩、雪の中での撮影

これは、雨以上にチャンスが少ない。そして撮影が難しい。
関東地方に住んでる私にとって、雪が降る中での撮影チャンスは年に1度あるかないか。もちろん撮影対象によってはそんなこともないのでしょうけど、競馬やサッカーではなかなか雪には出会えません。
雪の中での撮影で注意していることがあります。雨との違いが一番出るのがオートフォーカス(AF)。雨粒よりも大きい雪が、AFの邪魔をするんです。
被写体との間に雪が写り込んでくるので、そちらにピントをもっていかれます。
そんなときには、カメラの設定でAFの追従度の設定を粘る方向に変更します。そうすることで、最初にピントを合わせた被写体にピントを追従しようとしてくれます。それでもピントが外れたら、すぐにシャッターボタンをもう一度押し直す。その繰り返しで撮影します。
それと、もう一つ注意したいのがバッテリー残量です。これは雪が降っていなくても寒い時期には気をつけないといけないのですが、バッテリーのもちが悪くなって、撮り続けているといつのまにかバッテリーローになることも。。。折角のチャンスでもバッテリーがないと写真も撮れません。
こんな風に注意しながら撮影して、悪天候も味方につける写真撮影を出来ればと思ってます。

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