見出し画像

千に一つ

ドラマの中で、巨匠といわれる陶工が窯出しの作品を見て、気に入らないものを割っていくシーンなどがあるのをみることがあります。

作品として作ったものだけど、当人が思い描いたようには仕上がってのいないので、残すことをせずに割ったのだと思います。

そんな情景を見ると写真について教えて頂いた先輩の言葉を思い出します。

それが「千に一つ」です。

いまでこそ、カメラはデジタルになり、やり直しや数多くシャッターを切ることができます。それがフィルムのときはシャッターチャンスと思えるときまではなかなかシャッターを押せなかったものです。

それだけ丁寧にそして慎重に撮影したものの中から千枚のうち一枚でも作品になるものがあれば良いということです。

最近、またカメラを持って撮影に行く気持ちが出てきたので、シャッターチャンスに恵まれ、一枚でも多く良い写真が撮れたらと行動をしているところです。

※写真は過去に沖縄県中部にある琉球村で撮ったものです。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?