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家事バーサク

 絨毯に掃除機かけたときのごみセンサーって永遠に消えない。

 あるいは鬼武者モードと心の中で呼んでいるのですが、
家事をやりはじめたら自分でも止められなくなる時があります。

 ホントは休みたい。
 朝5:30に起きて朝飯と夫の弁当作って、
子らに身支度させてご飯食べさせて登校前の再確認して、
登校前最後のぎゅーをして送り出して、
子どもの残り物じゃ足りない分を作り足して大人の朝ごはんにして、
朝シャワーを終えた夫のパンツもまとめて洗濯機一回まわして、
夫が出勤した7:50には、
私だって一息つきたい。

 なのに、
食洗器今のうちに回しちゃえば、とか
家族がリビングに落としていったものを拾って掃除機がけを楽にしようとか
ハンガー足りないから乾いた洗濯物を先に回収しちゃおうとか
目についた家事を片っ端からやらずにおれない。

 いつもだったら録画したラヴィット見ながらスイカゲームやってだらだらしているはずの時間なのに(ラヴィットは名シーンをもう一回楽しむために毎日録画して見ています)、窓の桟まで掃除し始めて、「あああ疲れた休みたい」と言いながら便器のフチ裏を擦ってるので、これはもう誰かにバーサクかけられたとしか思えない。

 バーサク状態なので、順番にやろうとか、ある程度でやめようとか、
そういう判断も働かない。

 「やらないでおく」というのは、大事な心の機能なんだなあと思う。

 そして一通り終わってようやく掃除機を片付けたところで、
子どもが学校で使ったプールセットを発見するあるある。

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