見出し画像

文学散歩:国木田独歩「武蔵野」

こんにちは。38specialです🤗
連日暑いのでオフの時間の過ごし方に頭をひねっています。

時々写真集の話を書いてますが、今回は文学散歩。
先日、随筆「武蔵野」に出てくる一小節、夏の桜橋(東京都武蔵野市)付近を国木田氏と友人が歩くシーンの舞台を文学散歩、聖地巡礼してきました。


玉川上水沿いの道


読んでる方も読んでない方もたくさんいると思いますが、この作品は簡単にいうと作者の国木田氏が「武蔵野」という地域の素晴らしさ、魅力を列挙していく話です。文体がやや古いのですが30ページ程度と短く、慣れると読みやすいと思います。

とにかく細やかな自然描写、「武蔵野」という地域が地図上でどこからどこを指すのか(氏も友人もマイ武蔵野マップを持っている)を考えるのもまた面白いのですが、、



今回歩いたのは中央線の武蔵境駅〜桜橋〜三鷹駅間の玉川上水沿い。
まずは武蔵境から桜橋を目指します。駅から800mほど。


桜橋交差点


ここを独歩氏が・・😭


文学石碑


橋を渡ったところ。原作ではここに茶屋があるはずだが、現在はない


橋を見れたことで満足!もう少しゆかりの地を見てまわりたかったが、この日の最高気温は36度。。長時間の散歩は避け、このまま玉川上水沿いに三鷹駅まで歩いてゴールを目指します。


玉川上水沿いを歩く


暑いけど爽やか


あれが氏の見た「蒸暑い雲」と「蒼空」かも?


というわけで約60分の文学散歩は終了。酷暑とはいえ爽やかさを感じる瞬間もあり、所要時間を大きく超える満足感でした。

暑すぎるときのお出かけはショートトリップ。文学散歩のように想像力の湧く場所が楽しいかもしれません。それではまた😌







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?