NIKON 「D700」の幻影
どうも。NIKON D700偏愛家の38_specialです😌今回はnikonのデジタル一眼レフ「D700」という機種について書きたいと思います。
この機種について情報を書くと、発売されたのは2008年7月と書いてありほぼ14年前!おそらく新品として市場に出ていたのは2010年くらいまでだろうか。
スペックについて。センサーサイズはフルサイズ、1210万画素でnikonのプロ機「D3」と同じセンサーを搭載したハイアマチュア機の位置付けである。ミニD3みたいな感じだろうか。視野率が95パーセントというのがアマチュア的(D3は100パー)である。
ちなみにタイトルに「幻影」と書いたけどカメラ自体は手元にあります😂
発売時期に新品で購入したので10年は経過している。購入価格はボディのみで25万くらいだったろうか。可動は現役バリバリで、以前は仕事のサブ機として使っていたが、昨年からスナップ用に下ろすことにした。登山にも持って行っている。
ところで何が「幻影」なのかと言うと、この機種の持つスペックと発売当時の記憶がもたらす過大評価...いや、例えば好きになった相手が実物?の何倍もよく見えてしまうのに似ているだろうか😍
この機種の、今となっては特異な特徴として「センサーサイズが現行のフルサイズと同等でありながら画素数が少ないこと」がある。これは画素サイズが現在の機種にはない大きさを持ち、明るさや色のラティチュードにゆったりしたゆとりを感じさせる効果がある。明るさや色のグラデーションにゆとりを感じさせるのである。
noteの圧縮された画像で伝わるかはわからない。何しろ自分は幻影を見ているので😎、客観性にも欠けているかもしれない...
ちなみに現行の機種は画素数が多く、みっちり詰まった印象を感じさせるものがほとんどだが、これはセンサーサイズは同じでも画素サイズが細かいためだと思われる。もちろん画像は非常に綺麗である。何の不満もないのだが、どうしてもこの機種のワン&オンリーな個性を感じてしまう。
もう一つ、発売当時の記憶が幻影に拍車をかけている。それはnikonがD3・D700発売時に「センサーサイズと画素数のベストバランスを目指した」と謳っていたことだ。先ほど書いたように、画素数は上げすぎると画素ピッチ(隙間)も増えるのでトーンのつながりが細かく分断され、画像のトーンにゆとりを感じさせなくなってしまうのである..というようなことをアナウンスしていたように思う。記憶が間違いなければ。これは、確かに言われて見ればもっともらしい感じもする。
今となっては特異なスペック・nikonの発売時のアナウンス・そしてアシスタント時代に周りの大御所カメラマンがD3をベタ褒めしていた(ネガライクだ!と言っていた人が多かった)記憶が混ざり合い、現在のD700偏愛が自分の中にできたのであった😂
ちなみにCanonならeos 5Dあたりが同じ幻影をもたらすでしょう(画素数的に)😎
長々と書いてしまったが、フルサイズ初期の、まだ各メーカーの画素数バトルがピークに達する前だったから生まれた機種に今もロマンを感じる38_specialでした😌
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