「大草原の小さな家」がデフォルトで過ごした幼少期@宮古島
新たな気づき、笑。
のっけから話は違うけど。
宮古になぜOlive少女が多かったのか、とても不思議だった。これですね、これ。「大草原の小さな家」と、実は親和性があったのだと思う。
宮古の同級生も以下のようなことを言っていて、友だちだから似てんのかなーくらいにしか思っていなかった。
東京に住んで家にテレビがあった頃、テレビでエロっぽいものが出た時、私はチャンネルを変えていた。なんか気持ち悪いんだよなー、と思って。
なので、人と話をしている時、アイドルの水着大会とか、水戸黄門の入浴シーンとか話題になるたび、眉をひそめた。
それにひもづけて、エロ話が盛り上がると「こいつらセクハラ親父か気持ち悪い」とまで普通に思っていた。でも、女性も含め笑っていたので、いつも疎外感があった。
そういうところでちょっとネガティブな意見を出すと「宮国さん、真面目だね〜」と言われたが、いや、そういうことではなくて、商品化されている性に興味がないというか、嫌悪感があって、そんな話題すらしたくないという感じ。
別に下ネタが嫌いというわけではなく、自虐ネタとかは好きな方。言わないけど、聞くのは笑える。
それに、宮古島の昔のおばさんたちの会話には下ネタは多少あったけど、そこには性と愛情がはっきりと関連付けられていて、なんだかなーとは思っていたけど平気と言えば平気。
では、なぜ、こんなテレビのエロが嫌いなのか。
私はNHKでがっつり育ったんだからだ!という単純な理由だった。
宮古島出身のイラストレーター、長崎祐子さんがTwitterでこう書いていた。
そうだ、これだ!
私達は、宮古テレビはあったけど、あれは結局、あまりデフォルトではない。
NHKがデフォルト!
それも「大草原の小さな家」は、私達のメガヒットドラマでありました。もちろんエロシーンはない、笑。
宮古の友だちで「アメリカにインガルス父さんのような彼氏を探しに行った!」と真顔で言っていた友人もいたくらい、インガルス父さんはあこがれだった、ほんと。
なので、民放のような感じの画面には慣れていないのだとも思う。
で、普通にアイドルの水着大会とか、水戸黄門の入浴シーンとか話題にできるマインドもわかった。まぁ、志村けんの流れなんですが。
そうか、これだったのか!
なるほどな、と思った次第なのですが。
しょうーもない下ネタに「気持ち悪い!」と一貫していたら、今や、まわりにそんな下ネタぶっこんでくるような相手はいないです。
でも、いたら、あーそういう人なんだな、と思ってあげよう、笑。心が広くなった気がする。
ほんと、どうでもいいことなんですが、ある人が「宮古に沖縄本島のテレビが入ってきて、若い子たちの方言の理解度が減った」みたいなことを言っていた。
そうか、普段からふれていることに、影響されるんだよな、という当たり前のことに改めて気付いたのです・・・何、書いてんだ、朝から。
リモートオフィスになると、こういうことが考えられるので良いわ、ほんと。
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