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2020.4.16 「わるあがき、について尊敬と尊重は出来るが、何故か乗り切れない気分を持っている人へ」

合宿部屋を作った。
溜まってた仕事も終わり、週に2日くらいしか明確な仕事がなく、
いかんせんヒマなので篭り環境を作った。

昔から掃除が苦手で、モノを溜めがちで、ご存知の通り事務所も自室も汚い。5月6日までにはキレイにしたいものである。

で、少し長文を書く。

「わるあがき、について尊敬と尊重は出来るが、何故か乗り切れない気分を持っている人へ」

序文

 ぼくは、カウンターカルチャーが好きである。ヒップホップは反固定観念としての反体制というケイダブシャインというツイートにて改めて今の日本に価値を示したし、高収入のリクルートを辞めて貧しい地方で戦っているのもカウンター精神であり全く立派とかそういう姿勢じゃないし、日本人が死んでも世界の人が死んでも同じく悲しむべきでしょと思うからグローバル化や原発推進の姿勢であって貧困国を助けたい気持ちの奥底はカウンタースピリットである。小説は人が死ぬミステリーが好きだし、映画のグロ表現も素晴らしいカウンター文化だと思う。冷や水をぶっかけるのか好きだし、そういう姿勢の人たちを愛している。
 ただし、非科学的なスピリチュアルはダメだ。世の中には不思議なことはある、だが、それを証明出来ていないものに高額な値をつけて売るのは詐欺だ。ヘイトしている。数字や立証が大事だ。とか、言いながら、占いも見たりする。統計学っぽいからだ。少し良い気分になったり、自分が言い当てられたようで安心する気持ちは持っているが、目の前の人間が「自分には能力がある」と言って立証されていない価値を高額をとることを否定している。不思議は存在すると思っているが、不思議の化身という奴には立証責任を追及していきたい。
 もう少し序文を続けるが、先日ロンドンハーツで宮下草薙の草薙が、業界スタッフの付き合いたいランキングで9位になりへこんでいたが、少数意見で100人中4人の肯定的な意見を聞いてテンションがむしろプラスになっていた。それでいい、と思う。100人いて、1人でも充分なのだ。1万人のうち、1人でもいい。皆と同じとか、皆に好かれるとか、どうでも良くて、1万人の中の1人でも共感して心の救いになったり好かれたり応援されたりすればいいと思う。カウンタースピリットでやってるのに、いつしかメインストリームとして振る舞わなければいけないのは苦しくなるし、承認欲求は皆あるけれど、本当に100人中80人に好かれたいか考えた方がいい。身近な仲間が数人いれば結構幸せだと思う。
 そう言えば昔、大学の部活の幹部になった時に、初日の引き継ぎで業務量と責任が現実になって一気に夜にへこんだ事があった。その時の彼女と、京都南部の山奥のアパートで不安になりながらベッドで喋っていたら、同期の1人つっちーからメールが届いた。ガラケーのキャリアメール。「佐久間が渉外の幹部になってくれて良かったよ。僕も対外プロジェクトの責任者になったから、そのプロジェクトを一緒にやってくれるのが佐久間で良かったと思ったよ。1年間よろしく!」というようなメールで、一気にテンションが上がった。1人でも自分の事を求めていてくれるんだから、もうそれで頑張る理由なんて充分じゃないか、と。ちかちゃんは、急にテンション上がったな、とか言ってた気がする。

本題

 コロナ禍(なべ)において、生き延びる為に沢山のわるあがきを見かけて、素晴らしいな、良く頭がまわるな、行動力あるな等、尊敬や尊重の気持ちを持っている。いずれ、僕もわるあがきを始めるのだが、今あまり、ムーブメントに乗り切れていない気持ちがあり、その気持ちは、冷や水をぶっかけるようなものでもあるので、カウンターの話を最初に書いた。あくまで、1万人のうちの1人に対する共感や救いやドロっとした気持ちの解消になればいい。

 ここから事例を挙げていくが、全くディスっていない。行動力、頭の回転をリスペクトしている。ただ、心が追いついていなくて、それだと動けない人がいるという話だ。

1, HOTEL She,さんのいくつかのプロジェクト
・Hotelをネット上で。「HOTEL somewhere」
 これは、ホテル的な価値を、ウェブマガジン化したものだ。世界観に浸かること、特にホテルシーさんはコンセプトが強いし、に価値を置く人に良いと思う。
 バーはお酒を飲むところだが、それだけが価値ではない。美容室もデジタル技術が出来ても、その好きなヘアサロンに行き続ける人がいると思う。宿泊施設、それぞれ形態あるけど、結局価値は何?どれが大事?と思う。
・コロナ隔離者、または家族向け予約プラン Hotel shelter / 未来の予約チケット販売システム
 有事やピンチの時に「助けて!」と叫ぶのは、気が引けるかどうかという性格の違いが出てくると思う。また、「助けて!」は、「こんな事出来ます!(助けて)」じゃなく「助けて!」とストレートに言いたいかどうか、という性格の違いも出てくる。
 まず、シェルター価値は、需要が高いと思う。政府や自治体からも依頼がある。素晴らしいと思う。また病室としての価値ではなく、出張者がいる家族の自主隔離としても良いと思う。そして経営者には嬉しいオーダーである。空室が埋まり安定売上が見込める。しかし、その時に、あたかも新しい提供価値のように伝えるのは、気が引けるという話。チャンスやプラスのタイミングなら面白くっていい。ピンチやマイナスの状況下、しかも自身にも経済的なピンチがある時には、シンプルに助けてください、と言い、「うちを助けてくれてありがとうございます(実はカスタマー側も助かってる)」という構図の方が美しいのではないかと思う。しかし、それは若い世代やオシャレなものが好きな子たちには、コンセプチュアルに言われた方が動けるのかも。映える方が。
 同じ理論で、未来の予約チケットは、価値の前払いである。これは、相手から言ってくれるのはわかる、が、自分から販売して良いのかである。これは完全に美学。クラウドファンディングは、先行予約やチャンスやプラスの側面の前払いである。今のコロナ禍の前払いは、ピンチの側面の前払いである。銀行や頭を下げて知り合いにお願いするのと、オンラインでカスタマーに販売するのは、一線があると思ってしまう。しかし、これが成功する経営者との違いや。行動力と実装にマキシマムリスペクト。真似なきゃいけない。

2, 飲食店のランチ弁当やテイクアウト
 これも素晴らしい事だが、改めて価値だけ整理しておきたい。
 飲食店のテイクアウトとランチ弁当は、役員(失業手当や休業手当のでない人)の生活費と固定費(家賃、水道光熱費の基本料金、ネットなどなど)をまかなうものであってほしいと願う。
 ランチ弁当やテイクアウトは地域住民の助け合いで素晴らしい。しかし、昼に弁当を2つも3つも食べられる訳でもなく、狭いマーケットの奪い合いになる。
 雇用保険の対象者は手当てが国から出るので、そこは休ませて、経営者や役員の生活費や固定費を払う側面に絞ってのお弁当やテイクアウトである事を願う。
 みんなの胃袋が何倍にもならないから、本当にお金が届かない人たちに向けた助け合いのサービスであって欲しいと思う。

さいごに

 こう書くと、じゃあ自分はどんな価値を今提供して、どうお金をもらうのか?ということになってくる。
 自分なりの、わるあがきを考えなくちゃいけない。
 諦めて、死んじゃいけない。
 これに悩んで、動けていない人、僕もそうだから一緒に考えようと言いたい。
 この、心の気持ち悪さは、ストレスや商売を続ける意義の喪失に繋がってくる気がするので、自分の中の違和感としっかり向き合っていきたいと思っている。

 人生で1番好きな曲の歌詞を置いて、筆を置く。

ひとつ確かなのは こいつは全て自己流
なんか生まれそうならば 喜んで事故る
先を急いでも誰かと同じゴール
に着くくれーなら
ハナから動かねーのとイコール
みてぇなもんじゃねぇ? だから考える 
てめぇの道見つけるのに時間がいる
それは脳内シチュー 煮込んで濃いナイスチューン
ひり出すためのオレの長い学習 スローラーナー


スローラーナー / RHYMESTER

頭でっかちで
頑固で
自意識に縛られている人たち、
大変な状況ですが
頑張っていきましょう。

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