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美術館の音声ガイドは必ず聞こうと決意させてくれた永遠のローマ展

この間、東京都美術館で開催している「永遠のローマ展」に行ってきました。

西洋史好きの私にとっては「行かねば」と使命感さえ感じられる企画展。

AD1世紀~3世紀の間、ローマ帝国時代に創られた石像やカピトリーノ美術館の彫刻や絵画、古代ローマに触発されて創られた近代美術など、貴重かつローマを感じされる作品を見ることができます。

なかでもカピトリーノのヴィーナスが生で見られるのはとても貴重。とても美しく、見惚れてしまいました。


さて。前置きはこのへんにして、本題です。

今回は音声ガイド(1台¥650)を初めて利用してみました。美術館や博物館で見かけるヘッドホンをつけながら作品鑑賞する人たちの仲間入りをしてきました。

利用するきっかけは、
 ナビゲーター:諏訪部順一さん
 ナレーター:早見沙織さん

と、個人的には豪華で魅力を感じたからです。

音声は総再生時間30分強で、音声の数は22編(うろ覚え)
音声ガイドの使い方は、作品の前で再生機のボタンを押すだけ。作品の前には音声ガイドパネルで番号の案内があり、どの番号を押せばいいのかすぐにわかります。(音声ガイドがある作品と無い作品があります)

早速、ローマ展の入り口で導入にあたる音声を再生……

やばっ!

諏訪部さんの第一声に鳥肌が立ち、古代ローマに誘われました。
もう、そこは古代ローマ。ローマの街並みが見えました……!

聞くまでナビゲーターとナレーターの役割分担はよくわからなかったのですが、ナビゲーターの諏訪部さんが没入感を誘う役割で、ナレーターの早見さんは俯瞰した位置から冷静に作品解説をする。という役割のようです。歴史の世界に没入されてくれるスイッチと現実に引き戻してくれるスイッチを担っています(※私の感じ方です)

ひとりで作品鑑賞する時は、解説文を読んで自分で作品の世界に浸ろうとするのですが、なかなか難しい時もあります。集中力が必要です。
しかし、音声ガイドがあると、集中力が無いときでも一瞬でその作品の世界に浸れるので、声の力はすごいと思いました。
音声ガイドのおかげで質の高い鑑賞時間になりました。密度がぎゅっとなっている。

二人の声が素敵すぎて、聞き惚れて作品解説が頭に入らなくて、二度聞き直す。ということが何度かありました(笑)

時々、諏訪部さんの声が昌平君(@キングダム)に聞こえて、勝手にひゃ~~とドキドキしていました。

声の力はすごい!
今度から積極的に音声ガイドを利用しようと思いました。

諏訪部さん、早見さん、素敵な体験をありがとう。ローマ展ありがとう。

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