映画マッドマックス怒りのデスロードが大好きだ。

私は映画マッドマックス怒りのデスロードが大好きだ。

　まず映画の概要を紹介します。映画マッドマックス怒りのデスロードは、文明社会が滅びた世紀末が舞台のアクション映画です。洋画。とても予算がかかっているのが分かる見ごたえある画面で、盛り上がれます。画面がずっと最高にゴツくてかっこよくて楽しい。テンション上がる。(映画名で画像をググってもらえれば雰囲気は伝わるんじゃないでしょうか)  頭を馬鹿にして観るのも楽しいし、頭を使ってストーリーを奥深く味わうのも楽しい(意外と結構社会派な作品！)、二重に楽しい作品です。とにかく最高の名作だから人にオススメしたくなる。ので今感想文をnoteにまとめている。いや自分用にあとで自分の感想を読み返すと楽しいからって理由もある。

今回はアマプラで無料公開があったので久々に観ながら、以下に好きなところの感想を箇条書きで書きました。初見じゃないから感想もなんだか初見じゃない人の感じの視点です。ネタバレばっかりなので注意してね。

・イモータンジョーは、ウォーボーイズを都合よく使うために、俺を信じ死を恐れるな、そうすれば死後にいい世界でよみがえれる、というヤバイ宗教価値観で染めあげて洗脳している
・水と油がないから世紀末、水と油がないから植物もない、水と油がないからからだが不健康な人多い　異形系の障害が多い
・ 子産み女たちのフェミニズム
・ウォーボーイズ、子産み女、輸血袋　弱者たち　画面がゴツくて強い雰囲気だからそう見えにくいけれど、弱者たちの物語だ
・死ぬときは役に立って派手に死ぬ　よく死んだ！とか称える　まあ…現実の戦時中の兵士みたい
・映像がきれい　空と地面の色、強そうな兵器関連、バイクとか車
・予算かかってるから映像がこんなにきれい　アクションも見事　画面がきれい
・安い労働力・ウォーボーイズ
・ウォーボーイズ、キマリすぎている
・やっぱりアクションがわかりやすく面白いところが良いよね　見せ場がしっかりしてる
・対等な協力関係　そこに性や愛が絡まないのが良い　いろんな男女相棒モノあるあるだけど体が対等な強さじゃない者同士の対等な協力契約には「実はこういう面白い話があるんだけど乗らない？」を力の弱い側が情報を持ちかけるって構造が定番だね　確かにコンビ組む流れとして自然だもん　でもその中でもマッドマックスはマジで最後まで性も恋も一切かかわらず尊敬に値する仲間としての関係を通してるところが好き
・自分とお腹の子をみずから人質にする子産み女、やはり精神的につよくてたくましくて解放されていて好きだ　私はお前のものじゃない　私はおもちゃじゃない　人間
・ひとり一回やっぱりもどる！おもちゃでもいいから安全に生きたい！ってなったのも含めて好き　人間だわ　強めの子と弱めの子がいる
・ 並大抵の男より身体的に強くて対等な女(フュリオサ)、身体的にはまああんまり活躍しないけど心で対等な女（子産み女たち）、両方いるのがバランスいいね
・ 途中で死んだ子産み女のひとり、危ない状況でギリギリ生還してよかった〜！ってなって主人公男とも絆みたいなものが芽生えてやるじゃんってグッジョブ向けた直後の最後の敗因のひと押しが序盤の男主人公が撃った脚なの、かなしい
・落ち込むウォーボーイくんかわいい〜！イモータンジョーに見捨てられたここからがヤバ信仰から抜け出した人間の始まり
・ウォーボーイズ、寿命が短いんだよなあ
・健康体の男が珍しい世界観　子産み女の需要
・主人公男も女のリーダーもウォーボーイズくんも、主人公パーティ―入りが情でオッケーされるんじゃなくてまず自分の役に立てる事アピール→まあしょうがないか　の流れなの良い
・ちゃんと最初は合理的判断メインの契約をして、そのあとに情をわかせている
・もう普通にあだ名が輸血袋になってる
・ フュリオサの地元、年老いた女しかおらん　滅びかけの集団　

・つよいおんなの描写バランス良い
・汚染
・ 歯が全部ある綺麗な若い女にやさしい気持ちを向けるおばあちゃんたち、好き
・やっぱこれ未来　昔の話としてわたしたちの知る現代の話が出てくるの良いよね
・唯一うーんってなるのは最初の男主人公とかのトラウマ演出　演出が安っぽくない？
・ 美しいおんなたち、めっちゃいわゆる白人女性的　タイタニックの女主人公系　そういう意味の自立したつよい女、それからフュリオサ的男性的なつよい女、おばあちゃんたち的つよい女　いろんな種類のつよい女がいてバランスとれてる
・ 希望をもつこともたないこと
・「裏切り者」ウォーボーイ
・ 子産み女のうち序盤でやっぱり帰りたいって言ってた人（確かアジア系黒髪のひと）、その人後半つよくなったねえ　
・男主人公とフュリオサ、白っぽい金髪の子産み女とおばあちゃんのうちのひとり、赤髪の子産み女とウォーボーイ　それぞれ絆
・戦闘員がぼろぼろになるにつれて序盤の非戦闘員が戦闘要員になるのおもしろ
・ ウォーボーイズの俺を見ろの変遷、本当に好き　推し　お前がこの映画のMVPだよ
・死に際マジ好き
・ ウォーボーイの死に際のこれがなかったらバットエンドになってた、

・ごめんなさい私は漫画ゴールデンカムイも好きなので一回ゴールデンカムイの話していい？いいよ！しますね　／　イモータンジョーとウォーボーイズの関係、ちょっとだけ鶴美と鶴見ボーイズみたいじゃない！？不健康なところかな　／　イモータンジョーが俺を見てくれた！って純粋に喜ぶ前半のウォーボーイくんのこと見てたらそう思えてきた　／　信仰と使い捨て駒　／　やっぱ鶴見があのとき倒れた鯉登を無視した（どうでもいいという態度をとった）のおもしろすぎるしイモータンジョーはミスしたウォーボーイくんをマヌケめってすぐ切り捨てたし　／　Witness me！　目をかけてほしかった　イモータンジョーも鶴見も俺らのこと見てるよ目をかけてるよって体とってるけど本当は全然見てくれてなんかいないし見てもらえたからって別に俺らは救われない　ボーイズの大事な転機はそう気づくこと
・ウォーボーイくんの２回出てくるWitness me！が大好き　Witness me！を観たくてこの映画を観ているみたいなところある　いやもちろんアクションで盛り上がりたいとかの理由もあるけど　Witness me！　俺を目撃しろ！　俺の生き様の証人になれ！　俺を見ろ！
・ 後半、登場人物たちがみんな涙ぐんでいる
・ 輸血袋再び〜！！？！！
・ ジョー様が死んだー！（市民の喜び）
・マックスとフュリオサの関係好き　あくまでこの世界を変えた代表はフュリオサ
・あんなに扱い悪いウォーボーイズでもあの世界の市民にとっては良い方の地位なんだよな　「お願いしますうちの子をウォーボーイズにしてください」だもんな

・怒りのデスロード　怒りと革命
・ 物語の終わりはハッピーエンドって感じで爽やかで、未来は明るいぜって気持ちになって、それは好きなんでけど、まあでも結局今後世界が良くなるとはあんまり思えないよね　フュリオサ政権になったところで水不足は変わらんし　イモータンジョーだって健康な我が子がほしくてもなかなか手に入らなかったように、一応全く環境問題のことを考えていないわけではなくて自分の身の回りくらいはあの世界の中でよい環境を整えたくて、それができなかったんだし　中央には多少水があるっていっても、そんなになんでもかんでも解決できるほどではなさそう　フュリオサたちには例の植物の種がある分もうちょっとは良いかな

感想完！読んでくれてありがとう！少なくともこの感想の投稿時はまだアマプラでマッドマックスが無料なので、アマプラ会員の人間はぜひマッドマックスを観よう！アマプラ会員じゃない人はレンタルで観よう！私はゲオ派だ！　　映画「マッドマックス怒りのデスロード」　、大大大大好きな作品だ！！！！！！！！