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クライアントさんと二人三脚でチャートを読む

占星術を勉強したことがある方なら、ご存知の内容ですが
チャート単体ではそのチャートは誰かの誕生日なの??
それとも何か出来事が起きた瞬間なのか?
それとも別のチャートなのか?
は分かりません。

でも、そこからチャートの持ち主から自分自身の情報をシェアしてもらう事で
平面的なチャートが肉付けされて、平面図から立体的になり、生きた情報、今のその人に必要な情報を与えてくれるわけです。

例えば、ネイタルのディセンダントにトランジットの冥王星が合になっている人のチャートを
持ち主の情報が無い状態で読むと「ご縁が深い他人との関係に激震が走る」と読むのが妥当です。

すると、「ご縁が深い他人=恋愛」と捉えられることが多いため
「私は結婚してないし、恋人も居ないから、それは当たってない」とか
「私には夫もいるけど、ツインソウルの男性もいるから、その彼のこと?」みたいに読み手が伝えたいことが伝わらないという事も良く起こります。

ディセンダントが示す「ご縁が深い他人」は恋愛関係に限らず、上司と部下、被告と原告、被害者と加害者という関係性もあるので
「私は結婚してないし、パートナーも居ないから、当たってない」と思われても、話を聞いていくと「上司との関係の話だね」とか
「私には夫もいるけど、ツインソウルの男性もいるから、その彼のこと?」と思っていても実は夫との裁判を意味していたり、という事はあるのです。

だからこそ、チャートからより深い情報を読み取るには、持ち主からの情報が必要不可欠。
だからこそ、相談内容だけではなく、その相談の背景やご本人の思いなどを伺いながら、相談内容の裏の成り立ちと解決方法をチャートで解読していく、みたいな方法を取りたいのです。

特にソーラーアークやトランジットでイベントがあった時。
その時に何があったのかを聞くことでその配置の意味が明確になり、またその後の動きを読む上でも重要になりますから。

例えばトランジットで言えば、同じエネルギーがみんなに降り注ぎますが
天体図が生み出したエネルギーを受け取るのは人間で
その人間それぞれが特有のフィルター(今までの経験値、意識の進化の段階など)を持っているからこそ、そのエネルギーがフィルターを通ると、どのようなエネルギーに変換され
また、そのエネルギーをどのようにその人は人生に落とし込んでいるか、は千差万別ですから。
そこをご本人から伺いたいのです。

まだ、細かいところはボンヤリしていますが、近いうちに始めたいです。



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